適量を越えた飲酒をしている人の中で、自らの意志で断酒に至る人は、かなりの少数派だろう。
きちっとした統計的な資料があるのかどうか知らないが、私がこれまで見聞して来た書籍やウェブサイトやブログなどから判断するに、パーセンテージで表しても恐らく1%にも満たぬのではないか。
ポイントは、自分以外の誰かに言われて仕方なくするのではなく、自分で問題に気付き、自らの意志で断酒をすること。
当ブログを読んで下さっている断酒仲間の方々は、その開始時期や期間や方法などは違っても、自らの意志で継続していることに於いては、同じだ。もう、酒を飲まないほうが良い、断酒しなさい、と言う声が選んだ民なのかな。
もちろん、別に宗教的な意味で書いているわけではない。日本に1000万人くらいいると言われる過剰飲酒者の中で、その中の1人であることを認め、断酒によってその集団から抜け出た人は、「選民」と読んでも良いくらいに極々少数派だから。
自らの意志で酒を断っている人は、とても貴重な存在だ。私の理想は、このことが誰にでも明確に分かるような社会だ。
「私は自らの意志で酒を断っています。」
これが伝われば、無理に勧める人もいなくなるのではないか。
酒を断っている人だけでなく、飲めない人・飲まない人のために、次のような意思表示も普及が望まれる。
「私は酒が嫌いなので飲みません。」
酒は、飲みたい人が勝手に飲めばいいのであって、誰かに強要したり、飲まない人を差別したりするのは、犯罪に等しい。
自らの意志で断酒に至る人は、かなり少ない。何度も書くが、本当に貴重な存在だ。 私たち断酒の選民は、誇りを持って生きて行こう。
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