昨日(2016/8/1)23時40分頃、岐阜県で、酔っ払った男が、夫の飲酒運転を阻止するために車の前に横たわった妻を、轢いた。妻は、2歳の我が子を抱いていた。
ネットのニュースで配信されていたので、みなさんもご存知だろう。
現行犯逮捕された男は38歳。妻は41歳。2歳の幼児は無事で、妻は、車に乗り上げられたものの、腰の軽い打撲傷で済んだそうだ。この男は、警察の取り調べに対して、酔っ払ってやらかした奴の常套文句「覚えていない」の決めゼリフを吐いて、容疑を否認しているそうだ。
さて、害毒とは、辞書によれば、健全なものを傷つけ、損なうもとになるようなもの。特に社会に悪い影響を与えるもの、との定義。
この事件が、飲酒が害毒、害悪であることの端的な証明である。家族(奥さん、子供)を傷つけ、自分を損ない、社会に悪い影響を与えているではないか。
この事件、酒を飲まない内のかみさんの意見を聞いてみたら・・・
「離婚だろうな。奥さん、相当ショックだと思うよ。飲んだ人間がやらかした迷惑や被害は、飲んでない人間は、相当はっきり覚えているからね。」と、突き刺すような視線を私に向けた。
(あらら、ヤブヘビになってしまったぞ!)
続けてかみさんは・・・
「あなたもさ、また飲み出して、前みたいに、いやそれ以上に何かやらかしたらさ、何が待ってるか、分かるよねぇ~~~」
語尾は丸で、う〜ら〜め〜し〜や〜〜〜の、〜〜〜の響きである。
(わぁぁぁ・・・)
私は、害毒と害悪が詰まった飲み物は、金輪際飲まないのである。以前にも書いたが、飲めば、恐らく数時間の極めて心地良いトリップがあり、その後、たぶん翌日には、サメのような大きな口をあんぐりと開けて、ようこそ!と、地獄が待ち受けているのだ。その入り口で、激しい後悔の念(飲まなきゃよかった!)が湧き起こるが、時既に遅し!
こうして、飲酒運転をしようとした夫と、それを阻止しようとした妻子の事件から、私は酒の害毒を学び、かつ、自分の立ち位置も正確に理解したのである。
みなさんも、ある期間酒をやめていて、とぐろを巻いて大人しくしていた飲酒の毒ヘビが、突然かま首をもたげて来たら、酒の害毒・害悪であることを思い出し、飲まずにやり過ごしてほしい。
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