女将さんからのコメントを読ませて頂いて、依存症かどうかについて、私見を述べたいので、今日はそれについて。
先ず結論から書くと、私の意見としては、医者の診断の有無に全く関係なく、飲酒を丸3日間何の苦痛もなく中断出来るかどうか、がアルコール依存症の境界線だと言うこと。これは、以前にも書いたことで、繰り返しになるが。。。
飽くまでもこれは私のみすけの単なる私見であって、いや、それは違う、と言う方もいらっしゃるだろう。
例えば、ある特定の病気について、症状とそれに関わる病原菌の検出で、確定診断が出来る。卑近な話では、足が痒くて、皮膚科で医師により白癬菌が検出されれば、水虫である。
ところが、タバコのニコチン中毒にしても、酒のアルコール中毒にしても、体内に特定の病原菌がいるわけでもなく、どこか特定の臓器に障害が起きているわけでもない。ただ、タバコや酒がやめられないと言う現象のみが存在する。
やめられるかやめられないか、の視点から、タバコ中毒では、ニコチン依存が起きているわけだが、1日何箱喫煙しようとも、丸3日間何の苦痛もなく禁煙出来るなら、私はニコチン依存では無いと思う。それと同じで、飲酒も、毎日ある一定量以上続けていても、丸3日間何の苦痛も感じないで禁酒出来れば、アルコール依存ではないと考える。
丸3日間の根拠は、単に私の経験値に過ぎない。が、アルコールに依存していると、2日間までは何とかなっても3日間はかなりの苦痛で悲鳴を上げてしまうくらいの思いをするはずだ。
医者に掛かって、医師の問診に従い、飲酒歴や日々の飲酒量、身体の具合などについて正直に答えて行けば、医師の医学的知識と経験によって、アルコール依存かどうかの診断は成される。
ここで、例えば、あなたはアルコール依存症ではありません、との診断をもらったとして、もし毎日の飲酒がやめられないならば、さて、その診断に何の意味があったのだろうか。
私が言いたいのは、アルコール依存症についての、2つの側面である。周囲の人たちが、その人の問題飲酒に気付いている場合、本人が自分の飲酒問題に気付く場合と、本人が決して認めようとしない場合だ。
本人が認めようと認めまいと、丸3日間禁酒出来ないならば、既にアルコール依存症が確定している。
が、そこから先は違って、本人が認める場合は進展がある。断酒へと進めば、回復の道がある。認めない場合、周囲の強制力によって、無理矢理やめさせられても、入院させられても、そのまま禁酒が継続するわけがない。本人が問題を感じていないのだから。
そんなわけで、私は医者には掛からなかったが、立派な(!?)アルコール依存症であった。酒を断つ苦しみを、十分に苦しんで、やっと今の生活に辿り着いた。
今日書いたアルコール依存症の境界線については、私の全くの私見であるので、突っ込みはご容赦願いたい。
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