今年が断酒初年度の方は、この夏が地獄の一丁目に感じたかもしれない。
私の断酒初年度の夏がそうだったので、今年の夏を乗り越えようとされている断酒仲間の方のお気持ちや状況が手に取るように分かるのだ。
3年前の晩夏~初秋の、季節の変わり目のある日のこと。何かのきっかけで秋の気配を感じたとき、ふっと、肩の力が抜けて、一気に楽になったことを覚えている。
「あ!自分は、夏を乗り越えたんだ・・・」
秋の虫の声が耳に入ったり、吹く風に涼しさを感じたり、寝苦しい夜から解放されたり、咲く花の種類がいつの間にか変わっていたり、あるときふと何らかの秋のサインを感じる時がある。
断酒初年度の人には、夏は鬼門であり、地獄の一丁目だ。殆どの人が、真夏のシュワシュワ系炭酸アルコール飲料に毒されていたはずだから。シュワシュワの飲めない夏なんて、あり得ない!のが本音かもしれない。私も最初の夏は、炭酸に迫るような喉越しの代替飲料を工夫して、やり過ごしたものだった。
でも、シュワシュワ系アルコール飲料の真実は・・・
当ブログで何度も書いているけれど、あの喉越しは、全くのウソであって、どんなに飲んでも、アルコールの利尿作用で更に喉が渇くだけなのだが。そんなことを考えて飲むノンベーはいないのも、これまた真実であるが。
そんなことを言っても、滴る汗を拭いながらゴクゴク飲む、あの冷たいアルコール飲料は、夏の日を一日頑張った自分へのご褒美だったのも事実だろう。だから、断酒初年度の夏は、一日一日が中々厳しいのである。
ここのところ、台風がいくつか通過して、私の住む地域でも段々と秋の気配がして来ている。蝉の鳴き声もピークを過ぎたようだ。
そろそろ、夏を乗り越えた手応えを感じていらっしゃる方もおられるのではないだろうか。初年度の夏を経験すると、二年目の夏は想像出来ないくらい楽だ。これは、私が経験している。
二年目の夏も、来るなら来い!とばかりに身構えて、コチコチになって迎えたものだったが、自分でも拍子抜けするくらい、初年度の苦しさ・辛さを感じなかった。
今年の夏を乗り越えつつある断酒仲間の方へ。
あともう少しで、秋になり、この夏を乗り越えた自信で、更に断酒生活が軌道に乗って来る。なので、残暑を一緒に楽しく乗り切り、そこまで来ている秋を迎えよう!
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