コメント欄で話題になったタバコのことについて。
これまでに何度か書いて来たが、かつての私はヘビースモーカーだった。どれくらいヘビーかと言うと、消費量は一日３箱だった。
飲み会がある日は、更にひと箱追加となった。何しろ、酒を飲みながらの喫煙は、チェーンスモークになり、今から考えると悍ましいくらいの喫煙量になっていたのだ。大量飲酒にプラスして、大量喫煙。よくぞ私の身体が持ちこたえてくれた。
実は、当ブログの兄弟ブログで、似たような名前の『タバコをやめてcoolになろう！』があって、当初そちらも更新していたのだが、今は中断している。書きたいのだが、どうしても、こちらの断酒ブログの方がメインなので、中々手が回らない。
タバコも、酒と並んで、合法的な麻薬である。ただ、私が思うに、何故かタバコばかりが世間の悪者にされ、酒害を隠すためのスケープゴートになっているような気もする。社会的損失の額で比較すれば、タバコのそれは酒より遥かに少ないだろう。
そもそも、ニコチンで酔うことは無いから、車の運転に支障は無いし、どんなに吸っても、酒のように酔っ払うことは無い。肺や気管支に悪影響があるのは確かだが。
私もかつては、ドライバーさんのように、酒とタバコ両方嗜んでいて、かつ、片方ずつ断った経験があるので、これを一度に断つなどと言うことは、考えられない。私の場合は、先ずはタバコから断った。
Nosakeさんがコメントに書かれたように、断酒を先に始めて、これが安定すれば、禁煙の方が楽かもしれない。
私の禁煙の経験からしても、あれだけのヘビースモーカーだった私でも、酒ほどの苦しい離脱症状は無かった。ただ、禁煙の決心が、断酒の決心ほど重くはなく、以前も書いたが、禁煙には１０回程チャレンジして、やっと成功したような次第だ。つまり、正確には数えていないが、都合９回くらいは、再喫煙してしまっている。
そして、コメントにも書いたことだが、タバコも酒も、それを断っている期間に比例して、タバコなら、主流煙、副流煙の臭気、酒なら、アルコールの微かな臭気、それらに敏感に反応し、我慢がならないのも事実なのだ。
かつてあれほど好きで嗜んでいたタバコだが、今では、人並み以上に過剰に反応し、兎に角嫌い、避けている。
シャーロキアンさんが書かれていた、AAでは喫煙者が多いと言う件、どなたかのブログで、似たような事実を読んだことがある。断酒会でも、喫煙者が多いと言うような話も見聞したことがある。が、タバコは、ルールさえ守っていれば、酒ほど有害では無い。ただ、私は、他人のタバコの煙が兎に角嫌いなだけだ。
そんな訳で、ドライバーさん。お気を悪くなさらないで、先ずは断酒に取り組んで下さい。かつて一日３箱吸っていた私が、禁煙しているからと言って、タバコについてしたり顔でコメントしたのが良くなかったですね。
断ってから年月が経ち、やめた当初の苦しみの記憶が薄れて来ると、何だか最初から喫煙していなかったような錯覚に陥ることがある。酒も、断ってからまだ３年位なので、断った頃の苦しみの感覚は残っているのだが、これ、１０年単位で時が経つと、タバコと同じようにその記憶が薄れてしまうのだろうか。
薄れても、タバコは大嫌いだから、最早再喫煙は絶対に無い。これは確信している。酒に関しては、どうだろう。あと７年経ち、断酒１０年を迎えた頃、どんな心境になっているか、楽しみではある。
話変わって、初コメント頂いた飲まないランナーさんへ。
まだ３２歳とお若い内に気づかれ、断酒へと歩を進められたこと、素晴らしい！。（とっても羨ましい！ってのも本音。）
私も、そのくらいの年齢の頃に気づいて断酒していれば・・・と、ついつい意味のない想像をしてしまうくらい、断酒は若い内に気づいて実践したほうが、その後の人生にプラスなので。
当ブログへの断酒参加者は、割と私くらいのおっさん世代が多いので、飲まないランナーさんとかはむちゃんのような、私の子供世代の方の、コメント欄への参加も、新鮮で楽しいな！
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