『一善を修する心は百種の悪を破る』
近所のお寺に掲示されていた。仏典にあるのか、親鸞とか日蓮とかの聖人と言われる人の言葉なのか、ちょっと調べたけれど、分からなかった。
でも、意味は良く分かるな~。
一善を「断酒」としてみると、ますます意味が通ずる。断酒すれば、酒による百種の害悪を破ることが出来る。
一善とは、ひとつの善行。善行とは、よい行い、道徳にかなった行為である。
修するとは、goo辞書によれば、
1 学問・技術などを身につける。おさめる。しゅする
2 整えて正しくする。
3 こわれたところを直す。修理する。
4 仏事などを執り行う。しゅする。
5 飾る。修飾する。
の五つの意味があるが、
1 断酒を身につける。
2 乱れた飲酒生活を整えて正しくする。
3 飲酒でこわれたところを直す。
4 断酒を執り行う。
5 飲まない人間として自分を飾る。修飾する。
と、無理やり全部断酒に当てはめてみた(笑)
大酒を飲むことによる悪(酒害)は、百種くらいは軽くあるだろう。例えば、酒の飲みすぎが原因で起こる病気として、あるサイトに次のような一覧があった。数えたら、これだけでも、35種ある!(アルコール依存症が入っていないけれどネ)
大脳萎縮、記憶障害、認知症、小脳障害、口腔がん、咽頭がん、喉頭がん、食道炎、食道がん、食道静脈瘤、心筋症、高血圧、不整脈、脂肪肝、肝硬変、アルコール性肝炎、胃炎、胃潰瘍、胃がん、十二指腸炎、十二指腸潰瘍、吸収障害、小腸炎、膵炎、糖尿病、大腸がん、下痢、卵巣機能不全、勃起不全、痛風、末梢神経障害、大腿骨骨頭壊死、急性アルコール中毒、筋力低下、骨粗しょう症
一善(断酒)を修することにより、酒にまつわる百種の悪を打ち破ることが出来るのだ。
断酒は、自分への善行。自分への良い行い、道徳にかなった行為。
ここで、いくら一善だからと言っても、この善行(断酒)は、飽くまでも「自分への」であって、他人に勧めたり強要したりするものではない。気づきの無い中で酒をしこたま飲んで満足している人に、断酒のことを言っても、無意味。徒労に終わる。
寧ろ、酒をやめた自分の姿が、普通の淡々とした生活が、他人の目に自然と映ることが、断酒の良さが一番伝わる瞬間だろう。
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女将さんからのコメントですが、この医師の言葉について、みなさんはどう思われますか?私は医者にかかったことが無いので、このあたり、経験者の方の意見も聞いてみたいです。皆さんからの意見が集まったら、特集として、一つの記事にしたいと思います。
「県外の病院いってきました。凄くショックな事言われました。一度 アルコール依存症なると 一生 飲酒渇望なくなる事は、ないと。私は、のみすけさん マッキーさん Nosakeさん 達のように もう お酒とは、ほぼ 無縁になってる方もいらっしゃると、話しました。そしたら それは 強がりだとおっしゃいました。アルコール依存症の事を何もわかってない。僕の患者は、皆 再入院する。飲酒渇望は、なくならいと…のみすけさん 強がりなんかじゃないですよね?」
「期待して行った病院でしたが…何だか 余計落ち込みそうでした。その医師は、はなから アルコール依存症は、治る訳ないという感じでした。一体 自分が、どれだけの数のアルコール依存症見てきたと思うのか。県下でも 一番の病院だとおっしゃってました、患者 治らないなら 県下で一番の病院では、ないですよね。何だか 変な話しですよね、」
※NoSakeさんお勧めの「禁酒セラピー」私も断酒半年のころ読んで、大感動・大感激・大感謝↓↓↓
2013/9/1
『禁酒セラピー』読書感想文(断酒171日目)
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