今日(2016/11/24)は朝方から雨が雪に変わり、昼過ぎまで降り続いた。
東京で11月に初雪が降るのは、実に54年振りだそうだ。更に、積雪となるのは、観測史上初とのこと。
窓を開けて、降り続く雪を見たとき、真っ先に私の頭に浮かんだのは、なんと呆れたことに、雪見酒。まだまだ芯から酒が抜けていない証拠か。つまりは、酒に未練が残っているのか。
で、浮かんだのが、タイトルの一句。
『降る雪に 浮かぶ未練の 雪見酒』
今や、酒を飲みたい感情は無く、例えば先日のオフ会のように、居酒屋で何時間談笑しても、大丈夫になった。周囲に酒を飲む人がいても、ジュースやウーロン茶などで、何時間でも相手が出来る。
なので、「飲酒欲求は一生なくなることはない」との見解には、私は異論を唱える。飲酒欲求は、限りなくゼロに近づく。
だが、私の心の奥底には、何やら言葉では表せないものが横たわっているようだ。これは、ずっとこれからも飼い慣らしてゆくより仕方ないようだ。
これが、アル中になったら、飲み続けても、断酒しても、一生アル中と言うことである。但し、同じアル中でも、その後の人生については、飲むアル中と飲まないアル中のどちらかを選択出来る。
私は飲まないアル中を選んだ。
未練たらしいとか、未練を断ち切れとか、これまでブログに書いて来たが、酒への未練を完全に断ち切るのは、中々に難しいことである。
酔いたい、とか、嫌なことを酒で忘れてしまいたい、とかではなくて、もっと単純に、今日のようにただ、酒が浮かぶことがある。これが未練なのか。
昔、雪深い温泉で、本当に雪見酒をしたことがある。外は深々と雪が降り、寒いが、自分は温泉に身体を沈めて、熱燗をやる。考えてみれば、これもかなりアブナイ行為だったな~。
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