昨日の記事への、はるかさんからのコメントの中に、次の一文があった。
「飲み会は休み前にするというのは、次の日しんどいから=飲むとしんどい つまり、酔っぱらって二日酔いになること前提」
これは、かつての私も全く同じだし、そもそも飲み会は、月曜~木曜にはあまり開かれず、職場なら金曜、プライベートなら土曜が多いのではないだろうか。翌日が休みなら深酒をしても安心と言う、保険のようなものだったのだ。
二日酔いに関連して、59歳で自殺未遂をした会社経営者の方のニュース記事に、
「形而上的二日酔い」
なる言葉が出ていた。
『59歳社長の自殺を招いた「酒による擬似うつ」 (東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース』
記事によれば、翌朝の抑うつ、不機嫌、意欲低下に自己嫌悪を伴う独特の心理状態をもたらす深酒だが、イギリスの作家エイミスは、このことを「形而上的二日酔い」と呼んだのだそうだ。
形而上的二日酔いは、うつ病に良く似ているが、治療法が決定的に違い、抗うつ薬の投与ではなく、断酒である。
かつて私も陥っていた、飲酒による心の闇は、形而上的二日酔いだったようだ。あの、深酒の翌日の、酷い二日酔いに喘ぎつつ、心の中で渦巻く何とも言えない気持ち。
酒を断って以来、形而上的二日酔いは、私から離れ去り、毎朝爽やかである。
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