後悔。やってしまったことを、あとになって失敗だったと悔やむこと。
《後悔》がタイトルや文章に使われているこのブログの過去記事を数えたら、48もあった。
如何に私の過剰飲酒への後悔が激しいものであるか、記事の数が物語っている。もちろん私の場合は、酒を飲んだことを後悔しているのだが、さて、酒を飲まなかったことを後悔することはあるのだろうか。
全く逆のことだが、あぁ、あの時、思う存分酒を飲んでおけばよかったな~、と、飲まなかったことを後悔するって、私の場合は、無いとはっきり言える。
酒に関しては、飲んでしまったことを後悔する人がほぼ100%なのではないだろうか。あそこまで飲まなければ良かったな~、あの一軒目でやめておけば良かったな~、と言うような感じ。
飲まなかったことに関しては、あ~、飲まなくて良かったな~、とは思っても、何であの時飲まなかったんだ!失敗だ~!などと後悔することはたぶんないだろう。
後悔先に立たず、ではあるが、酒に関する後悔ならば、断酒によってその《後悔》をこれからの生き方の糧にすることが出来る。これは、用い方によっては、《後悔》の回数が多ければ多いほど、良い肥しになる。
私は飲んだくれの31年間に、酒の失敗の後悔が山のようにある。これが、これまで続く断酒の肥料として、役に立っている。飲めばまた後悔するに決まっている。
私のような人間は、後悔だらけの人生を送っているわけだが、飲酒についてだけは、剣豪・宮本武蔵の
「吾、事に於いて後悔せず」を文字って、
「吾、酒に於いて後悔せず」
で、生きて行きたい。
酒をどんなに飲んでも、《後悔》の二文字とは無縁であるならば、思う存分飲み続けても何の問題もないだろう。
でも、もし、飲むたびに、醒めてから後悔しているのであれば、酒を断って、その《後悔》の二文字から離れよう。そして、これまで積んで来た《後悔》を、断酒の肥やしにしよう。
3年前の3月に酒を断って以来、私は「酒に於いて後悔せず」で生きて来た。この清々しさは、実際に経験してみないと分からないだろう。
大晦日までまだ、二週間くらいある。来年からと言わず、今日から、断ってみるのも一興かもしれない。
一興などと書くと、断酒はもっと真剣にやるものだと言われそうだが、悲壮感を漂わせる断酒は続かない。どこかで自分を突き放して、楽しむ要素が必要だ。
《後悔》で思い出したが、今年の元旦から続けて来た大晦日がゴールの断酒丸の《航海》も、もう少しで入港だ。来年も、継続してやってみよう!と言う方は、メンバーリストを更新するので、今年の成果など、教えて頂ければ、幸甚である。もちろん、来年の元旦から新たに参加される方も大歓迎!
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