沖縄の人に、酒の飲みすぎの人が多いと言うニュースを読んだ。
この記事の文章中で、非常に違和感があったのは、飲み方に問題があるとの記述だ。その他にも、「生活習慣病になるリスクが高い飲み方」との表現が出て来る。
書いている人はきっと、アルコール依存に関してあまり深い認識を持っていないのだろう。記事全体から漂ってくるニュアンスは、アブナイ飲み方はやめて、適正飲酒を心がけよう!である。
この辺り、世間一般の、アルコール依存に対する認識と大してずれてはいないようだ。
周囲の人も問題飲酒者に対して、もっと飲む量を控えなさいとか、週に二日は飲まない日を作りなさいとか諭すし、問題飲酒者本人も、酒を飲む頻度や量を減らせば、全て解決するだろうと、とんでもない間違いを信じ込んでいることが多い。
そもそも、酒の量をコントロール出来る人は、問題飲酒者にはならない。この辺りでやめておこう、と、自分の中にアルコールのストッパーを持っており、それがいつも正常に作動する人は、飲み方にも飲む事にも何ら問題を抱えることはないだろう。
この記事に出てくるような、適正量を遥かに超えた飲酒しか出来ない人達は、
「酒の飲み方に問題がある」
のではなくて、
「酒を飲む事自体に問題がある」
のだ。
何故ならば、「飲み方に問題がある」人は、節酒や減酒など絶対に出来ないのだから。
酔っ払いネットサーファーが突っ込みを入れて来るのがイヤなので、敢えて書き加えておくが、
「酒を飲む事自体に問題がある」
と、私が書いている対象は、
「飲み方に問題がある」
人間であって、適正飲酒で済ませることが出来る人は含まれていない。
これまで何度も書いて来ているが、これまでに酒でトラブルや問題を一度でも起こしたことがある人は、即刻断酒したほうが良い。そういう人は、「飲み方に問題がある」のではなくて「飲む事自体に問題がある」からである。
今年も残り2日と数時間となったが、運良く今日のこのブログを読んで、自分の問題飲酒に気付いた方は、とてもラッキーである。断酒のきっかけを掴むことが出来たのだから。
まだ、2日ある。来年ではなく、今年から断酒しよう!
ドライバーさんから、是非リンクを貼ってほしいと依頼のあった、
読売新聞(YOMIURI ONLINE)読売新聞大阪本社の
は、今日の記事に関連が深い。是非、ご一読されたし!
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