今日、たまたま、え(@_@;)!とびっくりする記事を見つけて、暫し茫然。
どんな記事かって?
それは・・・
THE WALL STREET JOURNALの2016年8月26 日の次の記事だ。
(※リンク先は、有料記事である。)
これまでの常識では、アルコールは適量ならば、健康に良いのではなかったか。
ところが記事を読むと、今や、「アルコールと健康を巡る議論は今、多額の費用をかけた世界的な論戦に発展している」そうだ。
酒造業界は、長年に渡って、適量のアルコールは、健康に良いと言う説に寄りかかって来たのだが、それが、アメリカ、イギリス、ロシアなどの保健当局によって見直されつつあり、アルコールは健康に有害なので、消費量を減らす動きに出ているとのこと。
何故と言うに、少量でもアルコールの発がん性リスクを指摘する研究が出てきたので、それを受けて、世界中の保健当局は従来の見解を見直しているそうな。
イギリスでは、2016年の1月に、20年もの間、適量のアルコールは心臓に良いかもしれないとしてきた見解を改めた。「(口腔・咽頭・喉頭のがんや乳がんを含む)さまざまな疾病を発症するリスク」は摂取量に関係なく飲酒の習慣により高まる、と結論づけたそうだ。
この記事にはもう一つ、見逃せない重要な発言が載っている。
イギリス政府の主席医務官サリー・デイビス氏が、テレビのインタビューで、
「飲酒に安全な量というものはない」
と、述べたそうだ。
その他、アメリカ、韓国、ロシア、オーストラリアなどでの、アルコールに関する取り組みも書かれている。概ね、今までよりアルコールに対して厳しくなっている。
もちろん、アルコール業界も黙っていない。
莫大な費用をかけて、それに対する反証を研究しているそうだ。それに加えて、「反飲酒活動家の研究を非難したり、政策立案で政府に働きかけたりしている」とのこと。酒の売り上げが落ちたら、自分たちが困るので、アルコール業界も必死のようだ。
適量の飲酒が身体に良いとの見解は、40年前にアメリカはカリフォルニアの心臓専門医・アーサー・クラツキー氏の研究が発端だそうだ。それが、40年間ずっと信じられて来たのだが、ここへ来て、他の最新の研究結果が、アルコールは少量でも身体に害があり、特定のガンの引き金になることが分かって来たようだ。
アルコールに適量なし!崩れる健康神話!
もう酒は飲まないので、どうでもいいのだが、とっても小気味の良い記事であることは確かである。
適正飲酒出来ている人を、羨望の眼差しでジィーーーッと見ていたこともかつてはあったのだ。今は、何とも思わないけれど。
毒に適量なんてない!と、書いた記憶があって、探したら、断酒半年の頃に、こんな強がりを書いていた。この頃既に、自分独自の嫌酒の道を進んでいた。
2013/9/17
『酒を断つ近道(断酒187日目)』
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とことん酒を嫌いになれば。『適正飲酒』に憧れるなんて、あり得ない。毒に適量なんてないのだから。
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毒に適量なんてない!
自分の見解が、当たっていたわけだ!
断酒している仲間の方!私たちは、毒を断っているわけで、当たり前のことをやっているわけだ。アルコールには「適量」がないのだから、安心して(!?)断酒を続けよう!
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