『ほっといて! シラフ楽しい 私をば あなた飲む人 私断酒er』
(ほっといて しらふたのしい わたしをば あなたのむひと わたしだんしゃー)
昨日に引き続いて、世の中の多くの人の、断酒した人への、おかしな考え方について書こうと思う。
(昨日の記事の後半だけ読んで下されば、話がつながるので、もし昨日読んでない方は、リンク先をどうぞ!)
酒の席で、ひとりだけ酒を手にせず、ソフトドリンクの類を飲んでいると、酔っ払いが珍しそうにこちらを見て、
「酒飲めないなんて、気の毒だね~」
「飲まなきゃ楽しくないでしょう」
「そんなにやめてたんなら、もう飲んだっていいじゃん」
などと言ってくることが多い。
何がイヤって、私は酒など飲みたいとは露ほども思っていないのに、勝手に人の心を忖度して、
☆本当は飲みたいのに、我慢していてかわいそう
☆あれだけ飲んでた人が禁酒してるなんて、信じられない
☆何とか飲んだほうがいいと励まして、飲ませてあげよう
みたいな、本当の意味で、余計なお世話、要らぬお節介をしてくるのである。
何れも、私には的外れであって、全然気の毒がられる身の上ではないし、シラフでそのまま楽しいし、酒など全然飲みたくもないのだ。寧ろ、毒を楽しそうに飲んでいる酔っ払いが気の毒でならないのに。
今の私の心境は、ただ酒をやめて、ただ酒を飲まない、これだけなのだ。
だから、そう言った飲み会やら宴会やらの時に、私が酒を飲まないことについて、傍からとやかく言ってほしくない、迷惑だ、これが本当の気持ち。
それなのに、やつら酔っ払いは、酔眼でこちらを、さも珍獣や珍鳥を見るような目付きで見るのだ。
(@_@;)え!酒を飲まない人がいる!やれ珍しや!
私から言わせれば、
「あんたがた酔っ払いは、酒と言う薬物を飲まないと、楽しくなれないだろ!」
「ポパイにほうれん草、酔っ払いに酒だな!」(ポパイなんて古すぎたかな!)
である。つまり酒を飲まないと楽しくなれない人って、薬物の力に頼ってるだけだろ!と、心底気の毒に思っているのだ。
が、これは、心の中で思うだけで、絶対に口にはしない。何故ならば、酔っ払いとケンカしたくないし、そもそも薬物でラリッてる輩とは口論しても全く意味が無いからである。酔っ払いは、頭がエタノールに支配され、真面な思考が出来ないのだから。
もちろん、彼らがそんなことを言ってくるのも、悪気があってのことではないことは、重々承知している。それは、私もかつて飲まない人を気の毒に思っていた酔っ払いだったので、彼らの気持ちが手に取るように分かるからである。
そんなわけで、私はますます酒席からは足が遠のいている。
今年はもっと、宴席との接触を減らす所存である。
ひょっとして今年は、酒席ゼロを達成出来るかな(笑)
ここで、断酒間もない方へ、このようになるまでの私の断酒の経過をごく簡単にお伝えすると・・・
最初の一年間は、酒を我慢するのが精一杯で、目の前に酒があるとどうなるか分からないので、例外を除いて酒席は全てパスした。年末にひとつだけ出た忘年会が、その例外だった。
その忘年会の時に、酒を目の前にしても大丈夫な自分を発見した。と同時に、しらふで眺める酔っ払い観察の楽しさを知った。その帰り道、いつもならへべれけの泥酔なのに、深夜、しらふのしっかりした足取りで家路に着く自分が、妙に頼もしかった。
この体験が、私の、断酒erとしての酒席に臨む原点となった。
それからは、どうしても出なければならない飲み会も、苦痛ではなくなった。なので、断酒を始めて、1年以内の方は、先ず、1年を目指してほしい。1年経てば、かなり自信が付いて来る。
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