自分なりに何かを決めて、一度始めたら、それを続けたほうが良いのは、断酒に限らない。
もちろん、それは、自分にとっても、家族にとっても良いこと。
続けると言う熟語では《継続》と《持続》があって、似たような意味を持っている。
けれども、意味が微妙に違う。私は使い分けている。以下に書くのは、断酒を続けることについてこれから先に話を進める為の、飽くまでも私の解釈である。厳密に意味がどうのこうのと、突っつかないで頂きたい(笑)
これらの熟語は、辞書によれば、それぞれ、
《継続》・・・前から行われていた事が引き続き行われること。前の状態・活動をうけついで続けること。
《持続》・・・長く続くこと。もち続けること。
《継続》は、引き続き行われる、とあるように、途切れたらお仕舞いのようなイメージがある。
《持続》は、長く続くこと。これは、長い期間何かを続けている状態。もち続けることから、当初の気持ちを持ち続けることの意味合いが強い。
継続で言えば、断酒を決意して、ある日から酒を断ち、今日で何日経過、との状態、例えば私も、ブログに断酒継続のカウンターを貼っているし、ブログタイトルにも何日と書いている。
実は私はこの継続日数にはあまり意味を認めていない。以前にも書いたけれど、断酒日数は足し算で良い。間に飲んでしまっても、それが自分にとって良くないことだと認めたならば、また断酒するだけだから。
継続日数を数えることに意味がないことと、断酒に関する足し算などについて、過去におもしろい記事を書いているので、お時間のある方はリンク先をどうぞ。
2014/9/3
『足すと減り引くと増える(断酒1年173日目)』
2016/2/15
『七転八倒か七転び八起きか(断酒2年338日目)』
2016/8/23
『断酒日数は足し算で(断酒3年162日目)』
私のブログの継続日数も、もし再飲酒したら、また1からになるけれど、横に、「〇年〇日+」を入れようと思っている(笑)
もし、今日飲んでしまったら、明日のブログタイトルはこんな感じだ。
『xxxxxx(断酒3年356日+1日目)』
コメント下さる断酒仲間の方で、順調だったけれど、ある日ふとしたきっかけで飲んでしまい、その後コメントを入れて下さらなくなる場合がある。
ずっと継続して来たのに、飲んでしまった!と、落胆する気持ちは分かるが、そのままズルズル飲み続けるわけではなくて、また断酒するならば、これまでと同じ、断酒の持続と言うことで良いのではなかろうか。
一旦決めたことを、鉄の意志で貫く人間など、そういるものではない。何度も書いているけれど、私は、断酒こそなんとか続いているが、禁煙は、何度も失敗している。禁煙を志してから、都合10回は喫煙と禁煙を繰り返した。
もし再飲酒してしまっても、また断酒すればいいだけだ。これは、断酒する気持ちの持続だと思う。気持ちが持続すれば、断酒も持続するのだ。長いスパンで考えれば、継続より持続である。
そんなわけで、断酒は、継続より持続である。
*広告
↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐには反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>
(まことに勝手ながら、コメント内容によっては、承認の前に、削除することもあります)