昨日、断酒仲間に会うことの嬉しさについて書いたら、自分もいつか参加してみたいとのコメントをいくつも頂いた。
お互いのスケジュールを調整して、数か月前からドキドキしながらその日を待つ。もしそれまでの間に飲みたくなっても、その日まではと思う。
実際に仲間に会う。それまで、ネット上のハンドル名でしかなかった人が、目の前にいる。これがなんだかとても不思議だが、話している内に旧知の間柄のように、すぐに打ち解ける。
その後の展開は、昨日書いたので、ここでは繰り返さないが、今日書きたいことは、一度会えば、心の中にその人はいつだって一緒にいると言うこと。
贅沢なことに、私はこれまで既に何人もの方にお会いして、話をして、とても楽しい時間を過ごすことが出来た。お一人お一人、表情、声、全て思い出すことができる。
最近の私は、飲酒欲求に苦しむことはないけれど、人間なので、嫌な思いをすることもあるし、心が傷つくこともある。そんな時、オフ会で会った仲間の笑顔を思い出すと、ふっと楽になる。
酒を断って間もない人は、ひとりで飲酒欲求と闘うよりも、断酒の仲間と一緒に立ち向かうほうが楽だと思う。この点、近くにある自助の会(断酒会、AAなど)に行くことも、ひとつの手段だろう。
私はブログを書いて、コメントを頂いて、それを心の糧にして断酒を継続することが出来た。こんなやり方もあると言うことを、ブログを書きつつお知らせして来た。
昨日も書いたことだが、ブログでの交流でひとつ欠けていたのは、そのコメントを下さる方、日々読んで下さる方に実際に会うことであった。文章のやりとりを何度も繰り返しても伝わらない諸々のことが、会ってほんの二言三言の言葉を交わすだけで、お互いに理解出来てしまう。
今は、スマホがあれば、いつでも連絡を取れる便利な時代である。電話だけではなく、相手の顔を見ながら話したり、チャットしたり、一昔前の、通話とメールくらいしかできなかった頃に比べれば、格段の違いだ。
それでも、人と人が実際に会って話すことには、それらの手段でさえ全く敵わないのである。
ただ、そうは言っても、中々お会いすることは難しいのも現実である。お互いの住んでいる地域が遠い、仕事の関係で休日が合わない、その他色んな事情がある。そんな時、矢張りこのブログのような、ネットの恩恵に預かるツールの存在は、時空を超えてやりとり出来ることの素晴らしさを実感することが出来る。
ブログでやり取りしながら、どんな人なんだろうと想像し、いつかその方に会えることを願う。 会いたい人には、いつかきっと会える。これが、この年になって分かったことだ。
ブログでの出会いを通じて、自分の断酒の世界がかなり広がった。
断酒とはただ単に酒を断つ生活ではない。その先に、飲酒とは全く違う景色の素晴らしい世界が広がっている。
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コメント下さっている方々へ
いつも、気まぐれの返信ですみません。また、記事の中で返信致します。
最近新たにコメント下さった、よし (id:nancoopon) さん、ちえさん。
今のお気持ち、十分に察します。私も初期のころ、全く同じ状態でした。コメントにどんどん書き込んで下さい。ちえさんのコメントで、私が先日書いた行きたいところに、東海地方が抜けていたことに気付きました。東海地方の拠点と言えば、名古屋ですよね!是非、名古屋でのオフ会も実現させたいです。
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