（皇居近く和田倉門付近）
私の知人・友人は、私が断酒したことは知っていても、断酒ブログを日々綴っていることは知らない。
家族はもちろん知っている。そして、「よく断酒のことだけで、それだけ毎日書けるね」と、驚き、かつ呆れている。
断酒のことだけで、と言うけれど、断酒のことだからこそ、書くことが尽きないのである。アルコール依存に悩む本人、周囲の人、酒を取り巻く人間模様は、本当に様々であって、それが表面化して私の耳目に触れるから、ネタは尽きない。
アルコール依存関連のブログや書籍を沢山読み、その他youtubeでもドキュメンタリーを観たり、それらを原作にした映画やドラマなども観賞して来て、感じた事。それは、酒にハマってしまう人には、善い人、真面目な人が多いと言う単純な事実。
酒はその魔力を十分に発揮して、善人をアル中にしてしまう。
断酒ブログを書いている方も、このブログにコメント下さる方も、メール下さる方も、とても文章がしっかりしている。オフ会でお会いした方々も、誰一人として、酒に溺れていたことのある方には見えなかった。と言うより寧ろ、落ち着いていて、常識があり、どんな話題を振っても答えが返って来るような方ばかりだった。
今のこの世の中、生一本で生きようとする性格の人には、とても生きづらい。ともすると、自分の向かう道の先に障害物が立ち塞がる。自分の思いとは違うところで、妨害される。真っすぐに進みたいのに、クネクネと曲がった道を歩かなければならない。そんなことを繰り返している内に、何かに逃げたくなって来る。
（東京駅近くの街路樹・・・白い桜かな？）
何故・・・
自分が正しいのに、それを主張しても聞いてもらえないのだ。
自分だけこんなに損な役回りをしなければならないのだ。
あんなに努力したのに、報われないのだ。
自分だけ爪はじきにされるのだ。
一所懸命やったのに、評価されないのだ。
こんな思いで悔しい時、それを紛らわすのに一番手っ取り早いのが酒である。最初は、クゥーーーッと飲むだけで、楽になる。けれども、そのクゥーーーッが、１回では済まなくなり、２回、３回・・・と増えて行く。
そうして飲んだくれて、ある期間が経過すると、恐るべきことに・・・善い人好い人良い人・・・が酔い人になってしまうのである。
よい人は、良い人善い人好い人色んなよい人がいるけれど、酒に酔ったら誰でもみんな単なる酔い人だ。 酔い人は、大酒飲みへと進み、アルコール依存症となり、その内に、ハタと気付いて、自分には断酒しかないことを悟る。
但し、断酒しかないことを悟るのは、アル中全体の極一部であり、その中で断酒へと進むのは、極々一部であり、更に、その極々一部の中で、断酒が継続するのは・・・と考えると、断酒の困難さがありありと見えて来る。
さてさて、話がガラリと変わって、本日は、かみさんと、来月のオフ会のお店を視察（！？）して来た。
あれから、参加して下さる方が１名増えて、総勢１５名となったのだが、これはオフ会史上の最多人数であり、几帳面な（？）私としては、予め会場を確認しておきたかったのである（・・・と言うのは表向きで、本当のところは、かみさんが、オフ会のランチ会場に選んだ店の料理が気になって、食べてみたいと言うので・・・（笑））
どんなお店にどんな人が集まりどんなに楽しかったのかは、４月９日（日）の記事に、乞うご期待！
（東京駅丸の内駅前広場は、整備中だった・・・）
（東京駅）
＊広告
↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐには反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>
（まことに勝手ながら、コメント内容によっては、承認の前に、削除することもあります）
