昨日に引き続き、飲めない仙人の登場となる・・・
我が家は夕食後、たまに甘いお菓子を食べることがあるのだが、昨夜のこと、かみさんが、
「これ食べよ!」
と、元気よくテーブルの上に置いたのが、スティック状の小さなパウンドケーキ。ちょうど握れるくらいの大きさで、私なら二口くらいで食べてしまう。
よーいドンではないが、私が一番先にむしゃむしゃ、次にかみさんが、むしゃむしゃ・・・
最初にかみさんが、「このケーキ、インクみたいな匂いがする」と言い出し、次に娘が、「これ、お酒入ってるよ!」と叫ぶ。
その時、私は既に食べ終わっていた。かみさんは、一口食べただけで後は残した。私は、アルコールには、気付かなかった。
かみさんが包装紙を見て、「あれれ・・・小さな字で、洋酒使用1.4%(標準)お子様や運転時などはご遠慮くださいって書いてある!」
と叫んだ。
(お菓子を非難する積もりは無いので、モザイクがけした)
娘は、「私、お子様じゃないから、食べる」と言いつつ食べてしまった。
静かだな~、と息子のほうを見やると、もう食べ終わっていた。
結局残したのはかみさんだけだった。
だが、この後、大変なことになってしまった。
私だけが何ともなくて、かみさん、息子、娘は、顔が真っ赤になって、少し気分が悪くなってしまったのである。息子は以前、アルコールパッチテストで、飲めない体質であることが判明していたが、娘も恐らくかみさんの血を引いて、飲めない体質のようだ。
それにしても、私が気付かなかったのは、キツイ香料が使ってあったのだろうか。原料の配合のせいだろうか。そう言えば、2年前の夏だったか、洋酒入りのアイスにやられたことがあったが、あの時も、開封した時には気付かなかった。
今回私を含め、家族もが気付かない若しくは気付くのが遅れたのは、ひょっとしたら、花粉症で鼻詰まりと鼻水がひどかったからかもしれない。うちは全員が花粉症なのである。
断酒開始から1年くらいの私なら、アルコールを含むものを身体に入れてしまったら、心理的にとても落ち込んで、半分スリップしたような気分になってしまったことだろう。
断酒後の生活で、こんなことは多々あるはずであり、その度に、やれ半スリップだの、なんだのと騒いでみても、仕方がない。これまでも、何度かブログに書いてきた通り、私は、ワサビ漬け、チョコレート、アイスなどで、やられたことがある。
これらの食品については、能動的にアルコール含有を意識して購入したわけではないし、食べたからと言って、酒を飲んだことと同じになるわけでもない。
今回は、買う時と、食べる前の確認が足りなかった。お菓子でも、洋酒が使ってある場合があり、注意が必要である。
しかし、「お子様や運転時などはご遠慮ください」って・・・
明らかに酒のような液体であれば注意もするだろうが、お菓子でこんな注意書きを必要とする程のアルコールを使う意味が分からない・・・
(ついに桜が咲き始めた!)
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