昨夜、かみさんから聞いた話。
昨日、かみさんの会社の従業員の男性が、警察に逮捕されて、会社を休んだとのこと。
その従業員が拘留されているところへ、上司が状況を聞きに、面会に行ったそうだ。
事件の概要は・・・
この従業員は、夫婦共にのんべー。飲み方も尋常ではない。事件の夜、二人して飲んでいたわけだが、何かのきっかけで喧嘩となり、夫が投げたモノ(なんだろ?)が、妻の顔に当たり、何針か縫うような怪我をした。で、妻が警察に被害届を出し、夫が逮捕された。
私もかつて飲んだくれていたが、今となって見れば人畜無害な酔い方で、一瞬陽気になったかと思うと、寝てしまっていた・・・(だけではなくて、色々とやらかしたことは確かだが)・・・そんなわけで私は、酔っぱらって夫婦喧嘩をしたことは無かった。
せっかく好きで一緒になった夫婦なのに、二人して大酒を飲んで、喧嘩をして、怪我をして、警察沙汰になってしまうなんて・・・因みに、この夫妻には、子供がいると聞いた。
家庭内での出来事だから、もちろんその一部始終を子供も見ていたことだろう。
たまたまだけれど、家にあるカレンダーにこんな標語が書かれていた。
「その酒で 失う信頼 家族の未来」
信頼も失うのは切ないが、もっと悲しいのは、家族の未来が失われてしまうことだろう。それは、夫婦の未来だし、子供の未来だ。例えば今子供が小学生ならば、10年後は10代後半から20代前半になっているはずで、今、親が大酒を飲んで子供の前で喧嘩などしていたら、成長過程にある子供には一体どんな影響を及ぼすのだろうか。
この事件をきっかけに、果たして酒とは一体何のために飲むものなのか、原点に立ち返って良く考えてみたが、さっぱり分からない!
大人になったら当たり前に飲むもの、飲んでいいもの、と洗脳されて来た酒だが、こんなもの、人間には本来不要なのだと、今の私は確信している。
酒で壊れるのは、夫婦、子供、家族、家庭、脳、身体、心、家財、車、人生、友情、信頼、信用・・・そして、命。
酒は有形・無形の、実に色んなものを破壊する。有形のものならば、修理したり、もう一度購入したり出来るが、心が壊れてしまったら、これを元に戻すのは容易なことではない。命が破壊されてしまったら、絶対にそれを取り戻すことは出来ない。
酒が原因で大喧嘩した夫婦の話を聞いて、問題のある飲酒をしていた自分が酒を断ったことを、心から良かったと思う次第である。
何しろ、暴力には、相手の身体を傷つける、殴る蹴るの暴力と、心に計り知れないダメージを与える、言葉の暴力があって、泥酔状態の時には、このどちらの暴力を振るったとしても、覚えていないのである。
酒を飲まなければ、このような事態を避けることが出来る。
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