エイヤッ!と始めた断酒、その初日(2013/3/15)以来、てくてく…てくてくと歩いてきた。
よく、人生山あり谷ありなどと表現されるけれど、ここまでの断酒の道も、平坦ではなかったし、これからも、今までよりは穏やかだと思うが、あちこちにある落とし穴に注意しながら、矢張りてくてく…てくてく歩いて行く。
断酒ウォークは、特に歩き始めが安定しない。不安感満載で、それだけで10トンくらい積んだリヤカーを引っ張っているような、しかも、いきなりの坂道を上らなければならないような、そんな道が断酒である。しかも、その道は狭くて険しいと来ている。
この言い知れない不安感は、エンジン付きのトラックで運ぶことは出来ない。自分の力だけで運ばなければならない。ただ嬉しいことに、この酒がらみの不安感は、てくてくと運んでいる内に、段々と軽くなってくる。
私がブログを書き始めたのは、断酒4日目なので、記事数の方が少ないはずだが、調子に乗って一日に2つの記事を書いたことが何度かあるので、先日、記事数のほうが先に1500になって、断酒の日数は今日でキリの良い1500になった。
私は、断酒の継続日数にはあまり意味を認めていないが、1000とか1500とか、キリの良い数字が出てくると、妙なもので、訳もなく嬉しい。先日の記事にも書いたけれど、断酒ッ子さんが断酒1000日に到達したと聞いて、一緒に酒を断っている人のキリの良い数字も、自分のことのように嬉しい。
へっぽこ短歌モドキで、今日の気分を・・・
『てくてくと 歩く断酒の 通過点 千五百過ぎ 次は二千へ』
ま、こんなところで、今日も、ただの通過点だ。次の通過点・二千日は、あと1年と4か月半くらいか・・・いつ頃かな・・・来年の夏ごろだな~なんて考えると、訳もなく楽しい。
断酒の道を歩き出してから、自分は一体どんな歩き方をして来たのだろうか。それを《歩く》を表す擬音で表現したいなと思って、今日のタイトルにしてみた。これまでを通して、《てくてく》が一番合っている。
でも、きちんと表現するなら、最初は《ふらふら》《よろよろ》、その内に《よちよち》、少しして《そろそろ》、自信が付いて《のっしのっし》、そして断酒が普通になって《てくてく》だろうか。
断酒ウォークは、先を急いで《とことこ》《すたすた》《たったと》歩くのはあまり良くない。或いは、迷って《どたどた》《とぼとぼ》《うろうろ》するのもあまり良くない。
優雅に、《しゃなりしゃなり》と断酒を楽しみながら歩くのも悪くないな。
色んな歩き方があるけれど、矢張り、私には、《てくてく》が一番合っている。
こんな風に、何日とか何か月とか何年とか、自分なりに数えて、切りの良い数字の通過点を楽しむのも風雅で良いかも。自分だけの秘かな愉楽だ。などと一人嬉しそうにしていたら、うちの不飲酒仙人のかみさんが気付いて、何をひとりでニヤニヤしてんの?だと(笑)
かみさん:「今日は、何が嬉しいの?」
のみすけ:「え!?あのさ、酒やめて1500日になったんだよ!」
かみさん:「へえ~、そんなになった!?」
のみすけ:「そうそう(ニヤニヤ)」
かみさん:「お酒飲まない日を数えるって、お金かかんなくていいね」
のみすけ:「(ん!?そう来るか!ってか、それだけか!?)」
*広告
↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐには反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>
(まことに勝手ながら、コメント内容によっては、承認の前に、削除することもあります)