昨年の11月半ば、ブログを書き始めてから3年8か月くらい経って、初めて読者の方とお会いした。
その第1回目のオフ会時、集合場所やお店など、いちいちメールでやり取りするのも煩雑なので、無料で使える掲示板を利用してみた。パスワード制限があるので、メンバーしか見ることが出来ない。
この掲示板だが、中々手軽で便利なので、オフ会を企画するたびに、それ専用の掲示板を作って、集まるメンバーの方とやり取りしている。
オフ会の日まで、掲示板上で、店や集合場所の情報だけでなく、その他自己紹介やら悩み事相談やらで、参加予定者は盛り上がり、いざ、当日を迎える。
もちろん、オフ会当日は楽しい。
オフ会が終わったら、それで終わり。ではなくて、いや、終わってからの、会った方々との仲間意識のような感覚が、その後の断酒にはとても有効なのである。もし飲んでしまったら、あの楽しい仲間ともう一度会えないかな、ちょっと気まずいかな、みたいなストッパーが働くのだ。
これは、断酒仲間の仲間意識なのかな。
仲間意識について、ある辞書には、
「共通の関心や利害をもった集団の、仲間としての連帯感。」とあり、
また、別の辞書には、
「行動を共にする集団の構成員が互いにもつ、仲間としての連帯感。 」とある。
共通の関心は断酒であり、共にする行動も断酒。たったこれだけなのに、仲間としての連帯感がある。
あの人も断酒している。私も断酒している。本当にこれだけなのに。
もちろん、ブログのコメント欄やメールでのやり取りでも、お互いを理解し、思い遣る優しい心が分かる。断酒をメインに綴ったブログを通して醸成された、温かい人の集まる場。そこに集う人。これが、断酒の仲間の良いところだろう。
面と向かって会わなくても、メール、LINE、skype、facebookその他の手段を通してやり取りできる現代は、我々断酒している者には、とても有難いではないか。これらを活用しない手は無い。(私の若いころ・・・昭和の時代は、今ではあまり聞かない《文通》か、相手と直接話す《電話》しかなかった!)
そんなわけで、オフ会には出られない方も、毎週金曜日20時からのskypeミーティングならば、どうだろう。断酒仲間と話が出来る良い機会だ。ネットにつながる環境があれば、誰でも参加できる。
と、ここまで書いて来て、ふと、飲んだくれやアル中の仲間意識ってのもあるのかな~なんて、素朴な疑問が湧いた。
断酒の仲間意識が酒を断つ方向への力になるなら、アル中や飲んだくれの仲間意識は、お互いに大酒を飲むことを良しとする方向への力となるのだろうから、恐ろしい。
今日もお互いに一日飲まない日にしよう!・・・が、断酒仲間。
今日もお互いに浴びるほど酒を飲もう!・・・・が、飲んだくれ仲間。
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