相変わらず、毎日のように飲酒運転の報道がある。
蛇行運転などを見つかって、捕まるとか、壁や電柱にぶつかって自損事故を起こすとか、ならば、まだ良い。
最悪なのは、酔っ払いが車を運転して、全く関係ない人を傷つけたり、殺してしまうこと。
気軽に飲むな!ならば、どんな心構えで酒を飲めばいいのか。断酒して1年くらいのころに、こんな記事を書いた。
2014/3/21
『酒を飲むなら命懸け(断酒1年7日目)』
酒を飲むなら、命懸け、つまり、死ぬ覚悟で飲めばいいのだ。私もそうだったが、そんな気持ちで酒を飲んだことは一度もない。もっと、気軽に、何も考えずに、当たり前に飲んでいた。
だが、酒を飲んだ結果、自分がどのように変化するのか、これをきちんと分かっているならば、このように容易く精神を変容させる液体は、飲むならば命懸けでなければならないことが分かるはずだ。
これからの季節、気温が上がり、カンカン照りの太陽の下、ギンギンに冷えた炭酸系のアルコール飲料を飲む機会が増える。当然のことながら、それに伴う事故も増える。誰しも、自分だけは大丈夫と思うのか、この手の事故も減らない。毎年、必ず起こる。
酒飲みは皆、酒を気軽に飲んでいる。酒がどんなに危険な飲み物か、考えたことなどないからだ。飲酒運転や、泥酔して起こす事件など、他人事なのだ。
気軽に買って、気軽に飲んで、気軽に酔っぱらって、気軽に事故を起こす。醒めて、事の重大さに気付く。その時には、既に貴重な人命が失われているかもしれない。
今から2年前(2015)の6月、東京駅近くで、50代のおっさんが、酔っぱらって喧嘩になった同僚の男性の目を傘で突いて、それが脳にまで達し、相手が死んでしまった事件を思い出した。
酒に酔うと、何をしでかすか分からないのだ。自分で自分をコントロールする理性が、エタノールの薬理作用によってぶっ飛んでしまうからだ。酒は即ち薬物エタノールであることを一体何人の飲んべーが理解しているのか。
これだけ害悪のある飲み物を、気軽に飲めるのは、気軽に買えるからであって、今のように売られている酒の在り方にも大いに問題がある。
まずは、もっと酒の値段を吊り上げて、気軽に買えないようにしてほしい。
それから、酒を売る店を、昔のように酒屋だけにしてほしい。こんな危険な飲料が、今のようにどこでも気軽に買えるのは、丸でアルコール依存症や犯罪を助長しているようなものだ。
気軽に飲み始めた酒だが、断つときには、かなり気重な決断が必要で、断ってから暫くの期間も気重である。
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