懺悔(ざんげ)・・・自分の過去に於ける行いが、悪いことだったと心から悔いて、神仏に告白すること。
《懺悔》・・・この言葉は、過去に何度も使った。私は、神仏ではなく、ブログを通して、過去の飲んだくれ時代の過ちを告白した。
懺悔は、善い行いである。アル中に懺悔は必要である。懺悔とは、己の過失を認めることだからである。
よく言われるアル中の二つの否認。ひとつは、自分がアル中だと認めない。もうひとつは、自分は酒さえ飲まなければ問題ない、と酒に責任を擦り付ける否認。
懺悔する人は、自分が病気のアルコール依存症だと認め、酒に責任があるのではなく、酒を飲む自分に責任があるのだと認める。ここからの再出発の道のりは、行く先もはっきりしているし、着実に一歩一歩進む。
断酒しようと思ったら、懺悔してみると良い。信じている神仏にでも良いし、信頼出来る友人にでも良いし、恋人や配偶者などのパートナーでも良いし、私のようにブログに書き出す形でも良い。
飲んだくれてアルコールの奴隷になっていた過去。これを告白するには、心の整理が必要であり、酒の飲み始めから、今に至るまでを掘り起こして、問題行動や過ちを思い出し、順序付けて行かねばならない。
私は、ブログを書き始めてからの半年くらいの間に、酒でやらかした過ちを、思い出す限り記事にした。自分の問題飲酒に関わる過ちや事件など、本当は記憶の底に沈んだままにしておきたい。暗く重くどんよりとした酒にまつわる碌でもない過去は、川底の泥のようだ。
これらを思い出しながら、文章にしてゆくのは、中々に辛かったが、掘り起こして書けば書くほど、大酒を飲んでいた昔を歯がゆく、バカバカしく思い、酒に対する嫌悪感がいや増すのだった。
今まで記事にした中で、オフ会で多くの方から話題にされたのは、酔っぱらって息子の頭をバリカンで刈って、虎刈りにしてしまった事件だ。これは、読んで下さった皆さんの記憶にかなり鮮明に残ったようだ。
話題にされる度に、私も思い出して、酒の怖さを噛み締めている。
誰かに告白することは気が引けるなら、ブログに書き出すのが良い。ノートや手帳でも良いのだけれど、私はブログをお勧めする。非公開で、自分だけが読める形でも良い。文章にすると残る。スマホがあれば、いつだって読み返すことが出来る。
私もたまに過去の自分のブログを読み返している。これがまた中々に勉強になるのだ。過去の自分が書いた文章なのに、読み返すと、ほほ~、と頷いてみたり(笑)
ブログなんて面倒くさい!と言う人は、コメント欄に懺悔を書いてみますかネ!?
私ももちろんだけれど、読んで下さる方々が、あなたの懺悔を受け留めてくれる。
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