ニュースで、某女性国会議員の激昂しての絶叫を聴いた。
一瞬、お笑い芸人の演技ではないか?と耳を疑った。
この人の国会での答弁を見ると、とても同一人物とは考えられない。
丸で、穏やかな里山がいきなり噴火したように感じた。これは、最初に生じた怒りの芽を放置したことによって、急速に怒りが成長し、自分でコントロール出来る範囲を越えてしまったのだ。
怒りは、芽の段階で摘んでしまわないと、負のパワーを増大させつつ、怒りが怒りを呼んで、大爆発を起こす。
以前、怒りについて書いた記事があった。
怒りが外へ向かえば他人やモノを傷つけ、内へ向かえば、激昂を鎮める為に酒に手が伸びる可能性が高い。
スリップを警戒するための、HALTと呼ばれる4つの心理状態がある。
H(空腹)A(怒り)L(孤独)T(疲労)
私は、この中でA(怒り)が一番危険だと感じている。空腹なら食べれば良いし、孤独なら誰かに会えば良いし、疲れているなら寝てしまえば良い。けれども、怒りは、どこへ持って行けばいいのか。
怒りを解消するのは、中々大変である。怒りは、増大するが、小さくならない。怒りのパワーは凄まじいものがある。やり場のない怒りの為に、全く関係の無い人に暴言を吐いたり、モノを投げて破壊したり、自暴自棄になったりする。
この怒りだが、最初は小さかったはずだ。放置したことにより、怒りが怒りを呼び、増大してしまった。
私は、怒りの芽を摘むことを、常日頃から心掛けるようにしている。難しいことは確かである。
表情を見てみると、嬉しい、楽しい、喜ばしい、微笑ましいなどの感情の時は、笑顔になっている。怒りが爆発した時は、般若のような形相になっている。
私の子供の頃テレビでやっていた「ひょっこりひょうたん島」の歌の中に、次の歌詞がある。これの、「泣くのはいやだ笑っちゃおう」のフレーズが私は大好きだ。
苦しいこともあるだろさ
悲しいこともあるだろさ
だけどぼくらはくじけない
泣くのはいやだ笑っちゃおう
「怒るのはいやだ笑っちゃおう」ってのも、いいと思うがどうだろう。
怒りたくなったら、一呼吸置いて、その怒りの芽を摘んで捨ててしまったら良い。もし、それが理不尽なことに対しての怒りならば、芽を摘んで捨ててしまった後に、冷静で的確な思考と判断で、対処するのが一番だ。
怒髪天を衝くとの表現がある。こんなになるまで怒ると、身体にも良くない。現に怒りは、身体に様々な悪影響を及ぼすことが分かっている。
怒りの芽を摘んで、スリップ防止だけでなく、身体にも良い影響を!
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