断酒してから4年と3か月。私がその間に飲んだノンアルコール・ビールは、3本くらいだろうか。
3本とも、飲む前に、何度も成分表示をチェックし、アルコール分が0.0であることを確認してから飲んだ。
私には味が合わず(と言うより、まずい!)、それと家族の判定が、ノンアル・ビールでも、酒だ!(この辺り、次の過去記事を参照頂きたい)なので、数えるほどしか飲んでいないし、飲みたいとも思わない。
ノンアルコール・ビールを好きな方もいらっしゃることだろう。私の、「まずい」とか「飲みたいとも思わない」などの感想はどうか無視して頂きたい。例えば今流行のパクチー(コリアンダー)って野菜があるけれど、我が家では私と息子は大好きだが、かみさんと娘は大嫌い。これと同じことだ。
4年前、ほんの興味本位で飲んでみたノンアルコール・ビールだったが、その空き缶が発端となって、てんやわんやの大騒ぎになってしまったことを思い出した。
私はノンアルコール・ビールは、文字通り、ビールの味がするけれど、アルコールはゼロだとばかり思っていた。飲む前に、間違っても、ホンモノではないな、アルコールは絶対に入っていないな、としつこく確認した。
だが、このリンク先の記事を読むと、日本の法律では、1%未満のアルコール含有率であれば、ノンアルコールなのだそうだ。
例えば、0.999%のアルコールが入っていても、ノンアルコール。おかしいけれど、法的に問題ないので、ノンアルコール・ビールとして販売されているかもしれない。
問題なのは、それを知らずに買って飲んでしまう人だ。普通、ノンアルコールと謳ってあれば、アルコールが入っているなどとは思わないだろう。恐ろしいことに、もしアルコール含有率0.999%の350CCの缶を5本飲んだら、ホンモノ1本分と同じではないか。
少し前に、飲酒運転で捕まった人(確か女性だった)のニュースで、ノンアルコール・ビールを15本飲んだとか書いてあって、ノンアルコール・ビールなのに、何故飲酒運転なのか疑問だったが、これで分かった。恐らく1%未満のアルコールが含まれている銘柄だったのだろう。
この胡散臭い、法的にOKなノンアルコール・ビール。私はスリップへの罠と考えている。だから、確実に0.0%のノンアルコール・ビールであっても、決して飲まない。
もちろん、私が飲まないだけであって、銘柄を決めてノンアルコール・ビールを楽しんでいらっしゃる方は、そのままで!ただ、もし普段とは違う銘柄のノンアルコール・ビールに遭遇した時は、その成分表示を穴の開くほど見て確かめてほしい。
話変わって、本日の午前中、ブログで知り合った方と、モーニングコンサートを聴いて来た。梅雨時の日曜日。とても有意義に過ごすことが出来た!
いくつも演奏された中で、私が一番気に入ったのは、「マルゴーのワルツ」。
断酒していなかったら、知り合うことのなかった方からの誘い。断酒していなかったらこの音楽にも出会っていなかっただろう。
帰り道、雨は上がり、朝顔が咲いていた。
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