今日の記事は、昨日(2017/7/7)の「酒は人を殺す」と対になる。
《酒は人を殺す》
《断酒で人は蘇生する》
呼吸している、心臓が鼓動している、けれども、飲んだくれている人は、人間としては臨死状態にある。生と死の境を彷徨っているのだ。飲んだくれは、人生を本当には生きていない。
飲んだくれは、生活の全てが酒(アルコール)中心であって、何はさておき酒が無いと一日を生きられない。だが、結果的にそんな生活は、酒で自分を殺し、家族を殺し、他人を殺すことになる。
もっと言えば、飲んだくれ生活を送る人は、ゾンビのようである。そこには真面な人間の思考が存在しない。酒を飲んでイカレてしまった脳には最早、人間としての理性は残っていない。どこかへ飛んでしまっている。なので、何をしでかすか分からない。
このように、臨死状態にあるアル中を、《人間として蘇らせるたったひとつの方法》が、《断酒》である。
ブログのコメント欄や、オフ会やskypeの交流で出会う方々は、皆さん、本当にこの方がかつての私と同じか、それ以上の飲んだくれだったのか!?本当かな!?と、心底疑わざるを得ないほどの、魅力的な人物ばかりである。
断酒erたちは、酒と言うヘドロの中に埋もれていたのだが、ある日自らの意志によってそこから飛び出して、断酒を継続することにより、身からも心からも綺麗さっぱりアルコールを洗い流し、自らをクリーニングして、パリッとしたのだ。私もそうなので、良く分かる。
コメント欄でも、オフ会でお会いしても、skypeミーティングでお話をしても、断酒している皆さんは、活き活きとしている。ぴちぴちしている。そして皆さん口を揃えて同じことをおっしゃる。
「酒やめて、本当に良かった!」
それぞれ、《飲まなきゃやってられない事情》があって、しこたま酒を飲んでいた日々が続く中で、それぞれの断酒へのきっかけ、気付きを経て、実際に酒を断つ道へと歩を進めたわけだ。
そして、飲んでいた日々と、やめてからの日々とを比べ、今の、酒を飲まない日々のほうが格段に人間らしいことを、自分らしいことを、素晴らしいことを、認めているからこそ、「酒やめて、本当に良かった!」が、口を衝いて出て来るのだ。
つまりは、断酒で人間が蘇生したのだ。半分かそれ以上死んでいた人間が蘇ったのだ。息を吹き返したのだ。飲んだくれ人間が蘇生する方法は、たったひとつ《断酒》しかないのだが、見事、そのたったひとつの方法によって、人間世界に戻って来たのだ。
そうだ、私もあなたも、断酒で蘇生したのだ!
このことを、もっと多くの飲んだくれに知ってもらいたいものだが、それはとても難しい。が、少数ではあっても、酒をやめる気が少しでもある飲んだくれ、自分の飲酒に問題があることに気付いた飲んだくれ、には、大いに喧伝したい。
断酒で人は蘇生する!
ここで、話が変わって、今日かみさんと歩いてきた、東京メトロのイベント「東京まちさんぽ」のことを・・・
コースは、飯田橋駅スタートで、九段下~皇居~東京駅~日本橋~門前仲町~清澄~水天宮前駅。ざっと12.3km。ゴールまで、33℃の炎天下、5時間弱歩いた。
興味深かったのは、いきなり6月のオフ会の時の神楽坂を通過し、皇居を通り過ぎて、東京駅を右手に見て歩きつつ越した辺りが、4月のオフ会の時の場所のすぐ近くだったことだ。
↑6月にオフ会をやった神楽坂!
↑靖国神社を通過。
↑皇居のお堀の蓮の花。
↑このトラックの止まっている道の後方に、4月にオフ会をやった店がある。
↑「50代半ばのおっさんにしては、奇麗な足だね」と、かみさんが撮影してくれた(笑)
↑こんなところに住んでみたいな。
*広告
↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐには反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>
(まことに勝手ながら、コメント内容によっては、承認の前に、削除することもあります)