酒をやめてhappyになろう!

31年間飲んできた酒をついにやめる日が来ました。でも、「断酒」はつらいよ。。。さて、いつまで続くか、続けられるか。はっきり言って、自信なし!《飲酒コントロール不能な「のみすけ」が書いてます。適正飲酒の方、酒を愛飲されている方は、当ブログをスルー(無視)して下さい》[コメント気まぐれ返信中m(_"_)m]

断酒・断酒・断酒!!

エメチン嫌悪療法(断酒4年121日目)

 《エメチン嫌悪療法》

 

 ん?エメチン?なんだろう。嫌悪療法?気になるな・・・

 

 《エメチン嫌悪療法》は、アルコール依存症の治療法の一つである。と言ってもご存じの方は恐らく、かなりの勉強家であって、聞いたことがない方のほうが多いだろう。

 

 『魂の家族を求めて(斎藤学著/日本評論社)』に、《エメチン嫌悪療法》なる言葉が出て来た。

 (この本は、おでんさんが教えて下さった、アルコール依存症関連の本。とても良い本なので、後日改めて読書感想文を書く予定。)

 

 私は、読みつつ、これは一体なんだろう?と疑問に思って、早速調べてみた。

《嫌悪療法》が、私の酒を嫌う断酒のやり方に関連するのかもしれないし、ワクワクして、ネット検索してみた。

 

 結果的には、びっくり!だった。

 

 《エメチン嫌悪療法》とは、日本に断酒会が産声を上げた頃、アルコール依存症の治療として行われていた療法で、催吐薬であるエメチンを、酒に混ぜて患者に飲ませていたそうだ。今はもちろん、この療法は行われてはいない。

 

 酒を飲むと吐くから、酒を嫌悪するようになるって言う寸法のようだ。

 

 エメチン嫌悪療法については、下記リンク先に詳しく書かれている。

  断酒会と私 松村春繁を語る アルコール医療半世紀を回顧する 院長 下司孝麿


 嫌悪療法とは、心理療法の中の一つの技法。私が断酒初期の頃、《酒の悪口療法》(←読者の方が名付けてくれた!)として実践していた、酒を嫌うやりかたが、これに当たるのかな。

 

 この嫌悪療法、医療の現場では、アルコール依存症の治療に用いられ、抗酒剤によって、もし少しでも飲んでしまったら、とんでもない吐き気と気分の悪さに襲われるので、酒を嫌悪するようになる、と書かれているが・・・
 

 抗酒剤は、自主的に飲むことも、飲まないことも出来るし、そもそも、心底酒を嫌いにならず、と言うよりも、酒を飲みたいまま、酒を好きなままで、いくら嫌悪しようとも、無理が有り過ぎるような気がする。

 

 私がやったのは《酒の悪口療法》、もっとそれらしく命名すれば、《アルコール嫌悪療法》だった。

 

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 薬剤を使わず、己の脳に、酒、飲酒、アルコールの害悪を毎日刷り込み、徹底的に嫌いになる。時間は掛かるが、己の脳内の、酒に関する情念を書き換えることに成功すると、酒そのものが欲しくなくなる。見るだけで吐き気を催すようになる。

 

 催吐薬を用いて吐くのは、酒を飲んで即効で酔うのと同じで、ちょっとインスタント過ぎる感じがする。

 

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 そうではなくて、自分の心の中の、酒に対する思いを180度転換させたほうが良いに決まっている。つまり、《好き》を《嫌い》に、《飲みたい》を《飲みたくない》に。

 

 《酒の悪口療法》はたまた《アルコール嫌悪療法》で、あなたも、酒を徹底的に嫌いになってみてはどうだろう?

 

 因みに、その後の私だが、酒を嫌ってはいない。もちろん好きでもない。調味料として使うくらいの位置付けだ。つまり、酒はもはや私にとっては、飲み物ではない。醤油とか酢とか、そんな感じ。

 

 

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