酒をやめてhappyになろう!

31年間飲んできた酒をついにやめる日が来ました。でも、「断酒」はつらいよ。。。さて、いつまで続くか、続けられるか。はっきり言って、自信なし!《飲酒コントロール不能な「のみすけ」が書いてます。適正飲酒の方、酒を愛飲されている方は、当ブログをスルー(無視)して下さい》[コメント気まぐれ返信中m(_"_)m]

断酒・断酒・断酒!!

頑張る禁酒、楽しむ断酒(断酒4年141日目)

 私は、ボクシング以外のスポーツにはあまり興味がなく、世間のそう言った話題には疎い。

 

 今日たまたま、数年前に酔っ払ってタクシーの運転手に暴行をして現行犯逮捕された、某元サッカー選手のことが載っているニュースが目に入った。

 

 この人のことを覚えているのは、この事件が起きた日が、私が断酒を開始した年の秋だったからである。この頃は、酔っ払いが起こす事件にはかなり敏感になっており、一々自らの断酒の反面教師として捉えていた。

 

 何でもこの人は、事件の後猛烈に反省し、10年《禁酒》することにしたのだそうだ。それで、記事には、やっと3年。あと7年禁酒すれば、飲酒が解禁になる、みたいなことが書かれている。

 

 もし、《断酒》を選択していたなら、3年も経過すれば酒のことなどほぼ忘れて、楽しく生活出来ていただろうになあ・・・などと思ってしまった。

 

 この人は、《禁酒》を選択したので、飲めるようになる日を待ちながら、日々《禁酒》を頑張っているようだ。もし私が、4年前の3月15日に、《断酒》ではなく10年の《禁酒》を決意し実践していたとしたら、きっと今日も、酒を飲みたくてたまらないのを我慢して《禁酒》を頑張っていたことだろう。

 

 因みに、《頑張る》とは・・・

 

 忍耐して、努力しとおす。気張る。困難にめげないで我慢してやり抜く。

 

と、辞書にあるように、本当はやりたいことを、忍耐し、我慢し、気張って、やらないでいる状態である。

 

 《解禁》を待つ《禁酒》は、その解禁を迎える日まで、忍耐が続き、いざその日を迎えたならば、それまでの飲まなかった日々は何の意味も無くなる。耐えた来た日が長いほど、最初の酒はうまいのだろうが、その後を考えると、ゾッとする。

 

 酒及び飲酒に対する考え方・捉え方を、180度変えてやれば、同じ酒を飲まない状態であっても、その意味するところが全く違う《断酒》になる。

 

 《禁酒》も《断酒》も、昨日まで飲んでいた酒を今日からピタリと飲まなくなれば、数日から数週間、離脱症状や飲酒欲求に苦しむことは同じだろう。が、数か月経って来たころ、違いが生じて来る。

 

 《禁酒》では、解禁の日を待ち望みつつ、今日も飲まないで我慢している。隣でグビグビ飲まれなどしたら、イライラして困る。

 《断酒》では、もう金輪際酒など飲まないと決心してからの数か月で、かなり飲まない生活に慣れて来る。

 

 これが更に1年経過すれば、《禁酒》と《断酒》では、その精神状態には大きな差が開いているだろう。

 

 もうひとつ、《禁酒》と《断酒》の決定的な違いは、日を数えることに現れる。

 

 《禁酒》は、解禁までの日を数える。あと〇日で飲める!(引き算)

 《断酒》は、酒を断った日から今日までを数える。もう〇日飲まなかったぞ!(足し算)

 

 実際に、自分が断酒してみて、これは良く分かるのだ。《断酒》は、文字通り酒を断ち、酒を頭からも生活からも排除している。慣れてくれば、酒のない生活がとても楽しいのだ。一日一日の日々が積み重ね。飲まなかった日の、足し算。

 

 以前も何度もブログに書いたけれど、私の友人の関西弁のCさんは、肝炎を治療するために3か月間禁酒をして、薬を服用した。90日から日々1を引いて、飲める日までを指折り数えて我慢したことだろう。飲める日までの、引き算。

 

 3か月後、投薬の効果を病院で調べて、肝炎ウィルスが消滅したことにより、医者から飲酒のGOサインが出た。その時の、彼の欣喜雀躍ぶりは尋常では無かった・・・・が、その後、彼は、元の飲んだくれに戻ってしまった。

 

 一度でも酒で問題を起こしたことがある人は、《断酒》を選んだほうが、その後の人生は安泰である。何故ならば、《禁酒》が解禁されたなら、また元のように酒を飲み、酔っ払い、何かやらかす可能性があるからである。

 

 これは、アルコール依存症であるとか、ないとか、そんなことには関係がない。過去に一度でも酔っぱらって問題行動をしたことがあるなら、同じ人間であれば、二度目も必ずあるだろう、と言うことだ。

 

 なにしろ、相手は、合法的麻薬の酒であるから。

 

 仮に、問題飲酒を猛省して、N年の禁酒を誓ったとする。自分の犯したことを反省しつつ、日々飲みたい酒を我慢して、N年過ごすわけだが、人生は有限なので、満願の日まで生きている保証など無いのである。

 

 N年マイナス1日で死んでしまったら、それまでの酒を我慢するだけの日々が空しいではないか。同じ酒無しの日を送るなら、命の終わりの日まで爽やかに断酒するほうが充実した人生ではないか。

 

 と、ここまで書いて来て、最後に・・・

 

 頑張る禁酒と楽しむ断酒、どちらでも、それは酒をやめようとしている人が好きな方を選択するだけ。なので、どちらが良いとか悪いとかは、言わない。私は後者を選んで実践しているけれど。

 

 

 

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