先日も書いたけれど、祭りと酒のことからふと気付いた、自分の居場所。
かつての私は、夏祭りと聞けば、多少遠くたって出かけて行き、缶ビールや酎ハイのロング缶を片手に、あっちこっちと徘徊していたものだった。つまみは、露店で調達、酒は量を飲むので、コンビニかスーパーでまとめ買いして持ち歩くスタイル。
飲んだくれの私の頭の中では、祭りの雰囲気と、冷たいアルコール飲料を飲んで次第に酔っていく精神状態が融合して、何とも言えない世界が出現していた。
それが、今では、夏祭りなど私にとっては、全く別の色に見える。多くの人が集い、賑やかで、明るい部分は認めるが、必ず当たり前に飲まれているアルコール飲料が、邪魔だ。
飲んだくれ時代の私と、今の私と、見た目は少し老けただけで、何が変わったのだろうか。たぶん、断酒によって、私はアナザーワールド(別世界、別天地)へとワープしたのだ。
アナザーワールド(another world)・・・別世界、別天地
同じ自分だが、身を置いている世界は、以前は飲んだくれ界、今は断酒界。断酒界は、別天地(俗世間から離れた理想的な世界)。これが、断酒で到達できるアナザーワールドだ。
この境地が分かる人は、断酒歴の長短に関係なく、酒に未練を持っていないはず。自分が酒を飲むとどうなるか、重々承知しており、物事に《絶対》は無いことを認めつつも、ほぼ飲まないでいられる確信を持っている。
これは、コメント下さる方、オフ会で話した方なら理解して頂けるだろう。断酒仲間の皆さんは、飲んだくれワールドと別次元の、アナザーワールドに住んでいる。酒、飲酒、アルコール飲料に於いて、決して飲んだくれ共とは交わらない。
断酒歴の浅い人でも、自分はもうかつての世界にはいないのだ、酒の無いアナザーワールドの住人なのだ、との意識を持って生活すると良い。
実は今日、とても嬉しいメールを頂いた。
6月の神楽坂のオフ会に来てくれたもえさんが、今日(8/8)で断酒100日になったと、喜びのメールを下さった。そう言えば、確か、2次会のパンの美味しい喫茶店を出て、神楽坂を下って駅へと向かっている時に、8月で断酒100日になるんです、とおっしゃっていた。
そのメールの中で、今の時期、仕事帰りの電車の中で、つまみを食べながら缶ビールを飲んでるおっさんを見ると、益々自分は酒をやめて良かったと感じると書かれていた。もっと優しい表現の文章だったけれど、私が少し書き換えた(笑)
それを読んで、あー、もえさんも、アナザーワールドに来たんだなー!と、嬉しくなった。
私の断酒金太郎飴ブログは、色んなブログの中でもアナザーワールド的なものかもしれないが...これを読んで、一人でも多くの方が、飲んだくれ界を脱して、別天地のアナザーワールドへワープして下されば、幸甚の至りである。
3枚の虹の写真は、今夕、我が家から見えたもの。ちょうど、半円の虹で、あまりにも大きくて、一枚の写真に納まらず、3枚になった。こんなにも大きくて奇麗な虹は、生まれて初めて。もちろん、写真ではなく、本物のほうが色も鮮やかで、とても美しかった。これを見て、アナザーワールドを思いついた。
*広告
↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐには反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>
(まことに勝手ながら、コメント内容によっては、承認の前に、削除することもあります)