今読んでいる本、
『アリス博士の人体メディカルツアー 早死にしないための解剖学入門(アリス・ロバーツ[著]/田沢恭子[訳]フィルムアート社)』
に、二日酔いのことが出ていたので、書こうと思い立ち、過去記事をキーワード《二日酔い》で検索したら・・・
(@_@)何だかもの凄い記事数だった・・・
ブログの中で二日酔いに言及する回数が多いのは、書いている自分が断酒によって二日酔いから完全に解き放たれたことが、余程嬉しいのと、二日酔いの激烈な不快感を決して忘れないからだ。
これが、断酒初年度から2年目くらいの頃の本音だったようだ。もちろん、今でも、全く同じ気持ちである。
タイトルに《二日酔い》を冠している記事だけでも、4つあった。興味ある方は、リンクを貼っておいたので、どうぞ!自分が書いたものだが、結構面白い(笑)
2013/05/06『風邪と二日酔い(断酒52日目・午後)』
2014/11/16『♪二日酔い酔い老後がコワイ(断酒1年247日目)』
2015/05/23『二日酔い劇場(断酒2年70日目)』
2015/12/02『バカバカしい!二日酔い対策(断酒2年263日目)』
さて、冒頭の本に、どんなことが書いてあったのか・・・
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108ページ・二日酔い対策は有効?
残念な話があります。2005年に『ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル』に発表された包括的レビューによると、二日酔い対策については、一般的なものも斬新的なものも、あるいは補完療法によるものも市販薬によるものも、予防と治療とのいずれについても有効性を示す確かなエビデンスがまったくないということが判明しました。
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とのことだ。
イギリスではそうでも、日本は違うだろ?!って??
いやいや、世界中どこでも同じことだ。酒を飲み過ぎて大量のアルコールが体内に残留している状態では、二日酔い対策など、気休めにすらならないのだ。
キーワード 「二日酔い対策」でネット検索すると、これでもか!と、実に色んな方法やらサプリやらが出て来るが、はっきり言って、どれも無意味だ。
こうすれば、に良くあるのは・・・ゆっくり飲め、同量の水と交互に飲め、量を控えろ、チャンポンはやめろ、人に注がせるな自分で注げ・・・飲み出したら止まらず、深酒になり、泥酔してしまうのだ。守れるわけがない!
これで安心のサプリ、に良くあるのは・・・飲む前にこれを摂れば安心、肝臓を守る成分、飲んだ後はこれで不快感から解放・・・大量に飲んでしまったアルコールの処理は、結局は肝臓がフル稼働して解毒するしかないわけで、薬でもないサプリに、そんな効果があるわけない!
そんなわけで、本日のオチは、究極の二日酔い対策だ。
絶対に二日酔いにならないためには・・・断酒!これに尽きる!
ははは!
最後に、この本に、過度の飲酒による「アルコール性肝疾患」について、解剖学的見地から分かり易く書かれていたので、ほんの少し紹介しよう。
肝臓はアルコールを解毒する時に脂肪を生成する。その脂肪によって肝細胞が膨れ上がり、顕微鏡で見ると、丸で「スイスチーズ」なのだそうだ。これが脂肪肝。
白血球が肝組織に入り、肝細胞が死滅するのが、アルコール性肝炎。この段階で断酒しないと、高確率で肝硬変になる。
酒を飲まなければ、アルコールに起因する肝臓のトラブルを心配しなくて良いのだ!
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