自分が30年以上に渡って飲み続けた酒。
長きに渡って危ない橋を渡りつつ飲み続けた酒。何とか命のある内に、断つことになったわけだが・・・
断酒後の人生は、この飲み物の危険性を、積極的に若者にも伝えたいと願い、ブログを綴っている。
このことは、一番身近な若者、息子にも伝えている。オフ会では必ず話題になる、酔っ払い時代にトラ刈りにしてしまった息子が、今、カラオケ店でアルバイトをしている。
(トラ刈り事件の記事はこちら・・・)
カラオケ店と言えば、あらゆる世代の客層が訪れるわけで、そこには社会の縮図が見られるそうだ。アルバイトから帰って来ては、色んな話を聞かせてくれるのだが、中でも、酔っ払いに関する話題には事欠かない。
『ビール、面倒くせー!ってピッチャーからそのまま飲んでたよ』
『ドア開けたらさ、サラリーマンのおっさんが、裸で踊っててビックリ!』
『かわいそうなんだ。真っ赤な顔した青年が、周りの人に「いっきいっき」って煽られて一気飲みさせられてたよ』
『ビール持ってったら「遅せーよ!」って、からまれて、胸倉掴まれて困った!』
『コースに無い料理バンバン注文して来て、ありませんて言うと逆切れされちゃって、酔っ払いには説明しても意味ないしね~』
『老人のグループが来ていて、70過ぎのおじいさんが、大ジョッキの更にデカいジョッキがあるんだけどさ、それガブガブ飲んでたよ。ぶっ倒れて死んじゃったらどうしようかって、心配になった』
ピッチャーって、大ジョッキの何倍も入る容量だ。私も、ピッチャーから直接飲んだことはない( ゚Д゚)
日中はスーツにネクタイでビシッと仕事してても、夜になってアルコールが入ると、タガが外れて全く別の人格が出現するんだな~。私も、裸になったことはないけれど、似たような経験はあるので、冷や汗ものだ・・・
「いっき!いっき!」なんて、未だにやってるバカがいるんだな~。これは、はっきり言えることだが、殺人行為である。急性アルコール中毒を発症して死んでしまう事例が後を絶たないのに、こうしたカラオケ店で普通に行われていると聞くと、遣る瀬無い・・・
飲食店の従業員に絡む酔っ払いは多い。そもそも、普段は大人しい人が、アルコールによって全く別の人に変わってしまうことが多いのだ。いつもは上司にこき使われて不満が溜まっているような人が、飲食店の従業員にそれをぶつけるのかな・・・
酔っ払いの逆切れほど始末に負えないものは無い。素面のこちら側が筋道立てて説明しても、アルコールで脳が飛んでしまっている酔っ払いには、何も通じないのだ。
アル中かどうか知らないが、70歳過ぎてそんな飲み方をしていること自体、かなりなハイリスクであることは間違いない。遅くとも50歳で酒を断つ。この話を聞いて、これが一番だと確信した。
ところで幸いなことに、現代では若者の酒離れが進んでおり、ある統計によれば、20代の3割は全く酒を飲まないそうだ。これほどに有害な飲み物であるから、もっともっと若者が酒から離れてくれると、嬉しい!
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