酒をやめてhappyになろう!

31年間飲んできた酒をついにやめる日が来ました。でも、「断酒」はつらいよ。。。さて、いつまで続くか、続けられるか。はっきり言って、自信なし!《飲酒コントロール不能な「のみすけ」が書いてます。適正飲酒の方、酒を愛飲されている方は、当ブログをスルー(無視)して下さい》[コメント気まぐれ返信中m(_"_)m]

断酒・断酒・断酒!!

倶会一処(断酒4年173日目)

 「倶会一処」

 

くえいっしょ、と読む。ご存知の方もおられるだろう。

 

 これは、私の好きな禅の言葉ではなくて、阿弥陀経と言うお経の中に出て来るのだ。

 

 4年前に母を、今年の6月に父を送る時に、実家が所属している寺とのやり取りが必然的に生じた。私は、今のところ特定の信仰を持っていないが、田舎の仏式の葬儀では、どうしても所属している宗教の仕来たりに従わざるを得なかった。

 

 因みに、私の実家の宗派は、門徒とも言われる、親鸞が開祖の浄土真宗である。

 

 子供の頃、線香臭い仏壇の前で親のまねをして、「なんまいだぶなんまいだぶ」と両手を合わせて唱えていたのを思い出した。「なんまいだぶ」は、「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」の音が変化したものだ。

 

 「倶会一処」は、浄土真宗が拠り所にしている仏典『仏説阿弥陀経』に出てくる。

 「倶(とも)に一つの処(ところ)で会(あ)う」と言う読み方をする。お経的には、阿弥陀仏と共に浄土で一緒にまた会いましょう的な意味のようだ。

 

 酒を断って、酒の無い世界で楽しく暮らしている私には、ある意味、断酒生活が浄土なのかな~、などと感じた。

 

 死後、一切が無になるのか、西方浄土へと渡るのか、キリスト教の説く天国や地獄へと行くのか、死んだ人はこちらへ戻って来ないし、誰にも分からない。それぞれの信じている哲学や信仰の世界が答えになるのだろう。

 

 が、生きている今、しっかりと自分が自分であることを認識し、こうして生きていることを喜べること、当たり前に生活出来ていること、これがこの世の浄土なのではないだろうか。

 

 この世には、浄土もあれば、生き地獄もある。やめるにやめられぬ過剰飲酒の状態は、さながら生き地獄だろう。救いは、この地獄からは、自分の力で脱出が出来ることである。断酒すれば良いのだ。断酒しても暫くは地獄の余韻が残るが、日々軽くなる。

 

 ところで、「倶会一処」の「倶(とも)」の字を見て、すぐに私の脳裏に閃いた四字熟語があった。それは、「不倶戴天(ふぐたいてん)」だった。こちらは「倶(とも)には天(てん)を戴(いただ)か不(ず)」で、同じ天の下に一緒にはいないぞ、同じ天の下には生かしておかないぞ、と、それほど恨みや憎しみの深いことである。

 

 私は、酒とは、この同じ天の下に一緒にはいたくない。心の中では抹消している。私にとっての酒は、断酒3年くらいまでは、不倶戴天の敵だった。そこまで深く恨み、憎しみ、嫌った。特に初年度は意図的にそうした。

 

 けれども、今は違う。敵とか味方とか、そんな枠組みを越えてしまった。どうでも良いと言うか、気にしないと言うか、何とも表現が難しいが。

 

 今日の結論は、断酒の仲間とは、断酒生活と言うこの世の浄土で「倶会一処」、私たちにとっての「不倶戴天」の敵である酒とはきっぱりと訣別!これでいいのだ!

 

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