酒をやめてhappyになろう!

31年間飲んできた酒をついにやめる日が来ました。でも、「断酒」はつらいよ。。。さて、いつまで続くか、続けられるか。はっきり言って、自信なし!《飲酒コントロール不能な「のみすけ」が書いてます。適正飲酒の方、酒を愛飲されている方は、当ブログをスルー(無視)して下さい》[コメント気まぐれ返信中m(_"_)m]

断酒・断酒・断酒!!

アル中の軽重深浅(断酒4年175日目)

 アル中(アルコール依存症)が、治らない病であることは、理解している人には当たり前のことだが、アル中当事者でも知らない人が割と多い。

 

 これを知らないと、せっかく断酒を継続することが出来ても、ある日、

(これだけ酒を飲まずにいられたのだから、もう治ったのかも!)

との自己診断の下、恐る恐るの飲酒を試みてしまい、結局飲んだくれに逆戻り!なんてことになる。

 

 私も、断酒してから初めて自分が《アル中(アルコール依存症)》であることに気付き、認め、この病について学び、不治の病であることを知って、ある意味愕然とした。

 

 (え!アル中は治らない!では、酒はもう一生飲めないのか・・・)←これが、偽らざる、当時の本心である。

 

 断酒開始からどのくらい経ってからこのことを理解し、納得したのか忘れたが、このアル中は治らないことを理解・納得したからこそ、断酒が安定した頃の「もう、飲んでも大丈夫だろう」は、回避出来た。

 

 さて、4年半前に酒を断って、今日まで断酒のブログをほぼ毎日書き続けて来た中で、これまでコメント欄、メール、オフ会、skypeなどで、実に多くのアル中の方と出会った。 

 

 それらの方々は、断酒前にはそれぞれの飲み方・酔い方をしていたわけで、それの軽重深浅は、様々だろう。アル中が軽かった人、重かった人、アル中の傷が深い人、浅い人。

 

 ひと口に「過剰飲酒」とか「問題飲酒」とか言っても、飲酒の量や頻度、それが心身に与える影響は、個人個人全く違うので、断酒前にどんな状態だったのかについて、他人から聴いて学ぶのは良いが、自分と比較しても意味が無い。自分と他人は、別の人間なのだから。

 

 それと、自分が《アルコール依存症》であるかどうかも、これの確定診断は、医師の匙加減ひとつである。インフルエンザ罹患はインフルエンザウィルスの検知によって確定するけれど、アル中は、アル中ウィルスを検出できるわけではないのだ。

 

 昨年、自分がアルコール依存症かどうかの医師の確定診断に拘っている方とのコメント欄でのやりとりがかなりあった。その方は、自分がアルコール依存症であるかどうかの確定診断にかなり囚われていた。

 

 その時にも私は何度も文章にして訴えたのだが、もう一度ここで・・・たぶん今後も何度でも同じことを書くが、ここに私のアル中と断酒への揺らぎない考え方を。

 

 『アル中の軽重深浅は問うても意味がない。断酒は無条件であって、アル中である必要すらない。』

 

 このことである。これを、ほんの少しでも酒を断たなければ!と、頭に浮かべたことがある人に、分かって欲しい。

 

 最近の私は、実は、酒を断とうと思わない人にさえ、酒を飲んでほしくないのだ。何故ならば、生活の中で、酔うことそのものが危険だからである。

 

 例えば、ニュースになっていたが、つい昨日(2017/9/4)の午前零時頃、沖縄の伊良部大橋で、プロポーズに成功した直後、嬉しさのあまり橋の欄干を乗り越えてふざけていた男性が、海に転落して亡くなった。報道記事の最後に、この男性は酒を飲んだ後だったと書かれていた。

 

 私も経験があるけれど、酒を飲むと妙に陽気になって、何でも出来るような、何でも許されるような、そんな気分になる。アルコールによって、どんなに重厚謹厳な人でも、ただの軽佻浮薄な人になり下がるのである。

 

 そんなわけで、微力ながら、断酒の素晴らしさ、酒の怖さ、飲酒のバカらしさについて、これからも訴え、吠え続ける。

 

 

 

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