酒なんぞ全く飲みたいとは思わぬ今日この頃で、私は誠に快適な断酒生活を送っている。
だが、自分の病については決して油断せず、酒害については常にアンテナを張っているので、ネットニュースなどでアルコールに関するものはすぐに目に飛び込んで来る。
今日は、飲酒と大腸がんの関連についてのニュースを見つけた。日経Goodayと言うサイトだ。下記のtweetから、その記事を読んでみて頂きたい。
飲酒が大腸がんのリスクを上げるのは確実!?:左党の一分:日経Gooday(グッデイ) https://t.co/s7VBP72L2y
— 断酒男爵 (@anomiyakun) 2017年9月6日
アルコールが大腸がんの原因になることについては、3年前のブログにも書いている。これも同じく国立がん研究センターの発表内容を基にしている。
2014/10/31
『ジタバタドタバタ(断酒1年231日目)』
この記事では、大腸がんの他に、食道がんを取り上げている。
さて、今回の日経Goodayに書かれている、国立がん研究センターのサイト内の頁だが、
《科学的根拠に基づく発がん性・がん予防効果の評価とがん予防ガイドライン提言に関する研究》
とのタイトルが付いている。
国の研究機関が、「科学的根拠に基づく」こととして、飲酒が大腸がんの引き金になることが分かったと言っているのだ。
言葉を変えてもう一度、しつこく書くと、大腸がんのリスクとして、科学的に確実であることが判明している唯一の要因が、酒を飲む事だと、我が国の研究機関が発表しているのだ。
このことを、「いや、そんなことは無い!」と、否定出来る人はいないだろう。
さて、日経Goodayに書かれていることだが、いつもこの手の記事を読む度に不思議な気持ちになる。それは何かと言えば、ここまでアルコールの害がはっきりしているのに、決して酒を飲むな!とは書かないのだ。
断酒を勧めればいいのに、必ず、適正量の飲酒を勧めることに拘る。やれ、1日何グラムまでのアルコール量ならば大丈夫だとか、ビールならばどのくらいの量までなら健康を害することは無いとか、そんなことしか書かない。
せっかく、飲酒が大腸がんを引き起こすひとつの要因であることが分かったのだから、この際、一切アルコールを体内に入れない様に断酒しよう!くらいのことを書いても良いだろうに。
そもそも、私のようなアル中は、1日当たりのアルコール摂取の適正量を示されたところで、そんなものは守れないのである。だからこそ、一滴も飲まない断酒を選択している。
酒を断ったからと言って、大腸がんにならないわけではないが、飲酒が大腸がんになるリスクを高めると、予めはっきりと分かってるのに、敢えて酒を飲む事もなかろう。
この、国立がん研究センターの、
《科学的根拠に基づく発がん性・がん予防効果の評価とがん予防ガイドライン提言に関する研究》
を、自分の断酒の根拠にするのも、とても良いことだ。
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