私は、子供の頃からへそ曲がりで天邪鬼だった。
なので、何にしても、人の真似をするのが嫌いで、例えば、習字の手本にしても、何で誰が書いたのか分からないものを真似なければならないのか、とか、運動にしても、先生のお手本の通りに動くのが嫌だった。
今でも、真似ることは、「猿真似」などとも言われ、あまり良い意味には使われない。
「人のマネしてないで、自分で考えろよ!」
「これじゃ、丸っきり、モノマネじゃないか!」
「どこの文章をコピーしたんだよ!」
こんな言葉が、どこの学校でも職場でも飛び交っていそうな感じがする。
創造的なもの、自分のオリジナリティを出さなければならないもの、そう言ったモノ・コトは、頭を絞りに絞って、自分の力で創り出し、考えなければならない。
が、断酒は、真似で良い。
酒を断つことさえ出来ていれば、見よう見まねで良い、と私は考える。
かく言う私も、断酒の初期の頃は、見様見真似で何とか凌いだ。
あの、断酒直後の辛さは、分かる人は分かるだろう。医療機関に頼れば良かったのかもしれないが、医者とか自助の会は、全く念頭に無かった。何か断酒にプラスになる情報は無いかと、本を読んだり、ネット検索したりしている内に、行きついたのが断酒の先輩のブログであり、かつ自分でも断酒のブログを綴ることだった。
オフ会やskypeミーティング、その他コメントなどで、ブログに集って下さる断酒仲間の方の、断酒及び酒に対するスタンスを伺うと、十人十色だな~と、しみじみ思う。
Aさん→酒は酒で良いもの。けれども、私は飲むわけには行かない。
Bさん→酒はもう自分にとってはどうでもいいと言うか、無視している。
Cさん→酒なんぞ大嫌い!毒である。だから金輪際飲まない!
他にも、Dさん、Eさん、Fさん・・・色んなスタンスの人がいるようだ。
私のみすけは、Cさんに激しく同意する!
私は、酒を徹底的に自分の敵として、酒の悪い部分を掘り起こしてはブログに書いて、自分の頭の中に叩き込み、酒に関する脳内情報を書き換えた。約1年掛かったけれども、このやり方で断酒はうまく行っている。
自分の断酒なのだから、自分に合ったやり方でやればいいだけだが、ある程度断酒が軌道に乗るまでは、うまく行っている人の真似をするのが一番手っ取り早いだろう。断酒の勢いが付けば、割と惰性でそのまま継続できるのだから。
医療機関へ出向いて、医師の指示で抗酒剤を使用するのも、ひとつのやり方だと言うことを、大阪オフ会でお話をお聞きして、skypeでも断酒会やAAの貴重なお話をして下さる松下さんとマッキーさんから学んだ。
自分の断酒はどうしたら良いのだろう、と悩んだら、先ずは断酒の先輩方の真似をしてみることをお勧めする。
追記:
淡々と断酒の日々を積み重ね、ついに1年を迎えたGTOさんへ。
断酒1年達成を心より祝福!素晴らしい!
日々下さるコメントから、多くを学ばせて頂きました。ありがとうございます。
1年前と今日との間には、積み重ねた日々の重さがありますね!
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