昨日(2017/9/18)のオフ会での気付きをひとつ。
オフ会の詳報にも書いたけれど、普段私の近くにいる全く酒を飲まない(飲めない)かみさんと同じタイプの二人の女性が出席して下さった。しかも問題飲酒の夫を抱えて困っていたという共通点もお持ちであった。
オフ会の良いところは、賑やかに歓談しつつも、かなり際どい話も出て、出席された方々の本音を聴くことが出来ること。
昨日、耳が痛かったのは、自分だけ酒を飲んで酔っ払っていい気分になっているアル中本人が、如何に自己中心的な存在かを改めて痛感したからである。それは、自分は全く飲まない冷静な目で、飲んだくれ亭主を観察して来た奥様方の言葉からヒシヒシと伝わって来た。
アル中本人は、飲んで酔ってしまうだけ。自分だけ気持ち良くなって、別世界へトリップしてしまう。脳の中は既に現実世界からかけ離れているので、何一つ真面に出来ることがない。どころか、酔ってする行動が、周囲の人にとっては大迷惑を引き起こすのだが、本人は丸で記憶に無い。
アル中を中心にしてぐるりと円を描けば、その中に、家族・友人・恋人その他、その人に関係する人たちがいる。
飲み続けるアル中ひとりの所為で、家族を含め複数の人が困惑し、日々の暮らしを脅かされている。
このことはつまり、ひとりのアル中が酒を断てば、何人もの人の人生が良い方向へ変わると言うことだ。
飲まない奥様方の話を聞いていて、断酒とは、本人だけではなくて、家族を始め、その人を取り囲むあらゆる人たちがhappyになることだと、今更ながら気付いた。
オフ会に出席された奥様の内のお一方の、印象的な言葉。
「主人が断酒してから、それまで主人に対して感じていたストレスの8割が消えました。」
これは、亭主の飲酒が如何に身近な人のストレスになっているかが端的に分かる発言である。飲んだくれを抱えて困っている大方の家族の方は、皆さん同じ思いのはずだ。
8割ならまだ良いほうで、下手すると、アル中の飲酒が、ストレスの9割、10割を占めている家族だってあるはずだ。
ひとりのアル中が自分の問題飲酒に気付いて断酒すれば、そのアル中を囲む何人もの人々がhappyになるのだ。人によって家族構成や、友人・知人、その他関わる人々の数が違うので、一概に何人とは言えないが、少なくともそれまでそのアル中の飲酒による問題行動で迷惑を被っていた人にとっては、それが消滅するのだ。
私はブログ開設当初、酒をやめた自分がhappyになるのだ、との意味で、タイトルを「酒をやめてhappyになろう!」にした。
昨日の、酒を飲まない家族も出席するオフ会で、改めて、酒をやめてhappyになるのは、やめた本人よりも寧ろ、周囲の人間、特に身近な存在の家族であることに気付いた。
私が酒をやめると、私の家族がhappyになる!
あなたが酒をやめると、あなたの家族がhappyになる!
私とあなたが酒をやめると、やめたみんなとその家族がhappyになる!
酒をやめて、みんなでhappyになろう!
これが、断酒の最終目的である。
※※※
アル中の娘さんへ
(コメント欄へも返信を書きましたが、ここにも同じ文章を載せておきます。)
森岡クリニックという医院のホームページに、とても分かり易い解説がありますので、読んでみて下さい。
*広告
↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐには反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>
(まことに勝手ながら、コメント内容によっては、承認の前に、削除することもあります)