最近、ブログを読んで下さっている方お二人、GTOさんとしゅうさんが、めでたく断酒2年生に進級された。
オフ会やskypeなどで、年単位で断酒が継続されている方と話すと、皆さん、断酒期間としての1年がとても大切&重要であることに言及される。お会いしたことが無い方でも、何年も断酒を継続されている方は、殆どの方が、コメント欄でのやりとりを通して、同じ意見をお持ちのことが分かる。
不撓不屈とは、どんな困難に出会っても、くじけずひるまないことだ。
断酒の場合の困難とは、無条件に迫りくる《飲酒欲求》である。これは、理性の力で抑え込むことが難しい。身体が覚えてしまっている飲酒の快楽は、アルコールを入れることによって、何度でも繰り返す再現性を持つことを脳が熟知しているからである。
極端ではあるが、1年間断酒継続したら、その達成の日に浴びるほど飲んでやろう!と考えて、取り敢えずやめる人がいたとする。本当に1年間断酒が継続したとして、その人がその満願達成の日に、浴びるほど酒を飲むだろうか。
1年間一滴も酒を飲まずに生活をすること。これがどんなに価値のあることか、実際にやってみると分かる。飲酒欲求のピークを何とかやり過ごした後は、なだらかな坂を下りるように、徐々にではあるが楽になる。その内に酒を飲まない生活が板に付き、手放せなくなる。
飲酒していた頃に起こした問題や事件が深刻だった人ほど、酒なし生活の素晴らしさを実感することだろう。
1年前と今を比較すると、自分の生活そのものや、自分を取り巻く人の表情ががらりと変わっていることに気付くはずだ。先ず自分は、酒によって失われたものを取り戻し、24時間素面でいることのメリットを謳歌している。そして、家族は、飲んだくれだった自分の変わりように、驚くやら喜ぶやら感謝するやら。
1年間、ただ酒を飲まなかっただけではなくて、飲酒の害についても学んだはずなので、二度と酒なんぞ飲む気にならないのが、本音だろう。ある期間酒を断つことが出来たからと言って、アル中が治る病でないことも学んでいるはずだし。
ただ、不撓不屈とは言うものの、実際には最初の数か月は、中々厳しい。これをうまいことやり過ごせる方法は無いか?
私は、《酒の悪口療法》つまり、酒の悪いところを日々ブログに書き連ねて、酒を嫌いになることで凌いだが、どうも効率が良くない。
何か、良い方法はないだろうか?
最近、私が学んでいる人間心理の学問に基づいた、ある心理的技法に、その可能性を大いに見出したので、もう少し私の理解が深まってから、皆さんにお伝えしたいと考えている。それは、酒を嫌うよりも良い方法だと思う。
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