こんな記事を見付けた。
年をとると酒に弱くなるのはなぜか?(日経グッデイ) https://t.co/lvYczX0vdk
— 断酒男爵 (@anomiyakun) 2017年10月6日
私も酒を飲み続けて、20代、30代、40代と過ぎる内に、同じ量の酒を飲んでも、酔い方、酒の抜け方・残り方が、段々と変わって来ていることは自覚していた。要するに、加齢と共に、アルコールに弱くなって来たと。認めたくは無かったが・・・
この日経グッデイの記事を書いている人も20代の頃と、50代になった現在と、酒の酔い方について、弱くなったと言っている。
記事では、久里浜医療センター院長の樋口進医師に、「加齢と飲酒の関係」についてインタビューしている。
それによれば、加齢によって酒が弱くなる原因には2つあって、加齢によって肝臓の機能が落ち、アルコールを分解するスピードが遅くなること。同じ酒の量でも、若い頃よりアルコールの血中濃度が高くなる。
もうひとつは、体内の水分量の低下。赤ちゃんの頃の80%をピークに、水分比率は下がって行き、高齢者になると50%台になる。体内の水分量が少ないと言うことは、血中のアルコール濃度が高くなると言うこと。加えてアルコールには利尿作用があるので、更に体内の水分量が減ってしまう。
更に記事では、高齢者のアルコール依存症の人が増えていることに言及している。少ない飲酒量でも酔ってしまうので、アル中になりやすいのだそうだ。ただ、ひとつ救いなのは、高齢者になってからのアルコール依存症は、回復する確率も高いのだそうだ。
この報道記事では、案の定、老いてもいかにして酒を飲み続けるかについて、かなりの字数を割いていた。が、断酒についは、一切触れられてはいない。こんなことが書いてあった。
「一番肝心なのは、やはり酒量を減らすこと。加齢とともに飲酒量を下げることをお勧めします。」
そもそも、酒飲みの人が全員、加齢とともに飲酒量を下げることが出来るなら、老いたところで、飲酒の問題など起きない。私のように、年齢に関係なく、飲酒量のコントロールが出来ない人がいることが、すっぽりと抜けている。
それと、妙なのは、身体に悪いものなら、やめることを勧めるべきなのに、酒造メーカーを意識しているのか、どうしたら飲み続けられるかを説いている。私ならこう書く。
「一番肝心なのは、酒を断つこと。加齢とともに、断酒をお勧めします。」
私が断酒したのが、たまたま五十路突入辺りだったのだが、遅すぎたとは言え、高齢者の仲間入りの前に断酒出来たことが、せめてもの救いだ。
ブログにコメントを下さる、しゅうさん、小太郎さんは、まだ三十代。7月の大阪オフ会では小太郎さんに、9月の東北オフ会ではしゅうさんにお会いしたが、若い!30代で酒を断って、大正解である。今後の長い人生に、酒で汚点が付く心配がない。
ここで、声を大にして、私は言う!男性でも女性でも、酒を断つなら、若ければ若いほど良い!一番良いのは、酒なんぞ最初から飲まないことだ!
老いては子に従え、ならぬ、老いては酒を断て、とのタイトルにしたけれど、私には出来なかったことで、本当に勧めたいのは・・・
「若いうちに酒を断て!最初から酒を飲むな!」
これだ!
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