酔っ払いは、なぜ反省が浅いのか?
オフ会でお会いした私と同世代くらいか、少し若い方でも、かなりなことをやらかしても、そんなことを何回も繰り返しても、断酒には至らなかったそうだ。
もちろん私も、若い頃から酒にまつわるトラブルが多々あったにも関わらず、30年以上も酒を飲み続けた。酔っ払いは、自分のしでかしたことに関して反省はするが、その反省の深さが、かなり浅いのだ。
このことに、今日気付かされたのは、ある酔っ払いが起こした事件の裁判のニュースからだった。
そう言えば、酔っ払いの犯罪のニュースが多いのに連動して、その起訴後の該当する事件の裁判のニュースも多い。そして、またもか!といつも憤慨するのは、泥酔して飲酒運転し、無辜の人を何人も殺めるような事故を起こしても、第一審の判決を素直に受け入れる輩が少ないこと。
遺族から見ても、私から見ても、厚顔無恥としか言いようがないが、酔っ払って重大事故を起こした輩は、自分の罪を軽くしようとして、控訴することが多い。
似たようなニュース記事を読んでいて、いつも怒り心頭に達していたのだが、今日、その理由が分かった。
これには実は、伏線があって、今日、自分の誤操作によって、youtubeにUPしようと録音して溜めておいた20日分くらいの過去ブログの音声ファイルを、消してしまったのだ。青くなった。あ”ー!!やっちまった!!また、録音しなおしだ!!とほほ!
シラフの自分がやらかした失敗なので、反省し、この手の失敗への対処の基本に立ち戻り、バックアップをきちんといつも取ることを、録音後の手順に付け加えた。
これが、もし、酔っ払ってやらかした失敗であれば、自分は悪くない、酒が悪いんだ。酔っていなければ、失敗はしなかった。と、なるだろう。酔っ払ってパソコン上の重要なファイルを消してしまったとしても、あれは酔っ払った自分がやったこと、で済ますのではないか。
これで、酔っ払って加害者になった輩の、反省の浅いことが分かった。
あ~、そうか。な~んだ、自分もそうだったではないか!
何度かブログ記事に書いているが、アルコールが脳に流入して来ると、記憶に重要な役割を果たしている、海馬が、その機能を停止してしまうのだそうだ。だから、酔っ払ってしでかしたことが、全く記憶されていないことが多い。
監視カメラの録画を見たり、第三者が観察していれば、明らかにやっていることを、本人全く記憶していない。酔いから醒めて、あなたはこんなことをやったのだ!と言われても、キツネにつままれたような顔をして、全く自覚がない。
酒は、飲む人によっては、効用よりも、害のほうが多いこと。
これをいつも頭に入れておこう!
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