酒を断って以来、割と頑丈な身体のおかげで、日々のブログ更新が続いている。
今日は、鬼の霍乱(おにのかくらん)か、朝から調子が悪く、珍しく発熱し、臥せっていた。
過去のブログは日記替わりにもなっているので、読み返してみると、年に一度はダウンしている。
かつての、飲んだくれ時代であれば、朝からの不調の原因が、前夜の酒なのか、風邪なのか、全く分からず、これを癒すには、どんな薬よりもアルコールだ!とばかりに、病気さえ酒を飲む理由にしていた。
いつかのブログにも書いたことだが・・・
その昔(4年7か月前まで)我が家では父親が朝から動けず臥せっているのには、二つのケースがあった。
1.何らかの身体の病気或いは不調によって、動けない。
2.前夜酒を飲み過ぎて、二日酔いが酷く、動けない。
無論、圧倒的に多かったのは、2.である。
私が動けないでいると、家族は私に白い眼を向けたものだった。父親が動けないのは、自業自得なのだから、勝手に苦しんでおれ!と、こんな感じ。
それが・・・
断酒してからのたまの病には、家族が温かく接してくれる。飲んだくれ時代の、あの冷ややかな視線は無い。
どうしたの?
大丈夫?
熱は測った?
何か食べたいものある?
何か飲みたいものある?
臥せっていても、そんな温かい言葉を掛けられれば、身体の中からジワーーーンと何かが溢れて来て、辛さが半減するのだ。
あー、酒を断って、かつての自分勝手な酔っ払い時代を反省し、家族のことを考えて日々行動して来たから、今、自分が不調の時は、見守ってくれるんだな~と。
飲んだくれは、自分だけ飲んで酔って、脳内に出現する幻の桃源郷に遊ぶ。家族のことなど、そっちのけ。酔っ払いを見守る家族はたまったものではない。この一人の酔っ払いのために、自分たちの生活が犠牲になる。
どうしようもない飲んだくれおやじと、酒を断って家族のことを一番に考えるおやじとを両方経験してみると、後者の断酒おやじのほうが、家族にも、地域にも、職場にも、延いては日本国にも、世界にも、地球にも、良い存在であることは、断言出来る。
今日のような、たまの不調にも、自分が選んで実践している、明るく前向きな断酒生活に、感謝するのである。
それにしても・・・
頭の働きがいつもの半分程度なので、フーフー言いながらの更新は、いつもの3倍の時間が掛かった(笑)
明日には復活して、バリバリとブログを書きたいものだが、どうなることやら。
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