酒をやめてhappyになろう!

31年間飲んできた酒をついにやめる日が来ました。でも、「断酒」はつらいよ。。。さて、いつまで続くか、続けられるか。はっきり言って、自信なし!《飲酒コントロール不能な「のみすけ」が書いてます。適正飲酒の方、酒を愛飲されている方は、当ブログをスルー(無視)して下さい》[コメント気まぐれ返信中m(_"_)m]

断酒・断酒・断酒!!

『酒のやめ方講座』読書感想文(断酒4年269日目)

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 『酒のやめ方講座(中本新一著/社会評論社)』

 

 今年[2017]の9月に出版された、新しい本である。

著者は、なんと、本の出版時点で断酒歴34年6カ月の72歳の方である。

 

 え~と、今年の9月時点で、私のみすけの断酒が4年6カ月なので、著者の中本さんは、それより30年長いわけだ!

 

 専門医から「アルコール依存症」の診断を下されたその日から、ピタリと断酒し、以来、一滴も飲んでないそうだ。

 

 しかも、ずっと断酒会をメインに、AAにも顔を出すことを続けていらっしゃるとのこと。

 

 本のタイトルが「講座」なので、中身も、目次が第一講~第五講と、分かれている。

 

 第一講・酒と日本人

 第ニ講・酒害者を医療につなぐ

 第三講・酒を断ち続ける方法

 第四講・日本はアルコール依存症にどう対応してきたのか

 第五講・手記「酒びたりの我が半生」

 

 日本のアルコール依存や、自助の会の現状などは、最近の統計データや研究結果の資料を駆使して、また、断酒会とAAとの違いなどは、ご自分の経験から、誰が読んでも分かり易く書かれている。

 

 全体を紹介することも出来ないので、ふたつばかり私が知らなかったことを、書いてみよう・・・

 

 先ず、断酒者に対して、アメリカの人が日本人と全く違う捉え方をしている点。

 

 アメリカで、アルコール問題に対する意識調査があって、次の分類の人について、一番素晴らしいと思うのは、どれかと。

 

 1.アルコール依存症からの回復者

 2.現在酒を飲んでいる人

 3.全然飲まない人

 4.ソーシャルドリンカー(機会飲酒者)

 

 何と、1.が一番素晴らしいと。二番目が、3.全然飲まない人。三番目が4.ソーシャルドリンカーだったそうだ。

 

 アメリカ社会では、どん底から這い上がって来た人を高く評価するからではないかと、著者は述べている。

 

 日本では考えられない!

 

  次に、我が国の、アルコール依存症の対策が始まる前の、精神衛生法の時代の、アル中に対する恐るべき対応について。

 

 著者の中本さんは、精神衛生法の時代に関西の専門病院に入院されたそうだ。

 

 当時は、飲酒して初診を受けたというだけで、反省室(関西での通称「ドボン」)に放り込まれた。

 

 金属製の重々しいドアに閉ざされた六畳ほどの広さのドボンは、板の床で、天井からは弱々しい裸電球がぶら下がっているだけ。ドアの右横には、長方形の穴が開いている。トイレか?真っ暗で時間も分からない。

 

 当時の看護士の対応の酷さも書いてある。

 

 これを読むと、同じアルコール依存症になったとしても、現代のほうがずっと良いではないか!と、つくづく感じた。

 

 と言ったところで、『酒のやめ方講座』の読書感想は終わる。

 興味ある方は、どうぞ、読んでみてほしい。

 

 

  が、とても良い本なので、この程度で終わらせるにはとても惜しい。

 

 まだまだ紹介したいこと、読んで私が考えたことがあるので、続きは、本日のメルマガに書く予定。メルマガ読者の方、乞うご期待! 

 

 

 

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