「テレビで流れるビールのCMは、見たくない!」
「ドラマで、酒を飲むシーンがあると、苦痛を感じる!」
「でかでかと貼られているタレントが酒を礼賛するポスターは頭に来る!」
断酒して間もない方から、こんな悩みを頂くことが多い。
私のみすけも、最初の半年くらいは全く同じ気持ちだった。
それは、自分が飲めない酒を当たり前に飲んでいる人が、羨ましい、妬ましい、つまりは、嫉妬心から来るものだった。
☆酒のポスターやCMを楽しむ方法!
— 断酒男爵 (@anomiyakun) 2017年12月10日
⇒それらから発せられるメッセージに悉く反論し、毒づく。
酒を持って笑顔のタレント←なもん、飲み過ぎたら、泥酔だろ!
賑やかに飲んでる光景←飲み始めはこんなもんだろ。終盤を映せよ!へべれけだろ!
酒を注いでるシーン←わわ!毒だよ!これ!オエーッ!
それで、私が断酒初年度からずっと無意識の内にやっていたことが、このtweetである。
何しろ、相手は、酒を造って売って売って売りまくりたい、超巨大企業である。それにかける宣伝広告費たるや、一社で、何十億、何百億にも上るわけだから、一般人の目に入るのは当たり前なのだ。
飲酒欲求で苦しんでいる時に、これら酒のCMやポスターや飲酒シーンなど見たくなくても、向こうから勝手に目に飛び込んで来るのは、避けようがない。
ならば!
これを逆手にとって、目や耳に、それら酒の宣伝広告が入る度に、心の中で即座に反論し、毒づいてやればいいのだ!
私のみすけは、酒を嫌う方法を考えついたころから、これをやっていた。
基本的にテレビは見ないのだが、家族が見ている時に通りかかったり、たまたま一緒にそこに居たりする時に、酒のCMやらドラマのシーンやらが映ったら、必ず声に出して毒づいていた。
「こんなの、うそっぱち!飲み過ぎたら二日酔いで死にそうになるからな!」
「うまそうに飲んでる演技だけど、そりゃ、高いギャラもらってんだもんな!」
「酒はアルコール!毒だよ!全部、毒入りの飲料!騙されないぞ!」
「飲めば飲むほど飲み足りなくて、アル中街道まっしぐらじゃん!」
「オレは、死ぬほど飲んだけど、死ななくて良かったわ!」
昨夜も、こんな感じで、家族の前で、元飲んだくれのオヤジが毒づいていたら、かみさんが、
「それ、ブログに書いて、他の人にも勧めたら?」
「え?!何を??」とのみすけ。
「何をって、いっつも、お酒のCM見ると、大声で反論してるじゃない(笑)」
お子さんがいらっしゃる方は、これで、一方的に流れてくる情報を鵜呑みにせず、その裏も考えるようになる。
我が家の子供たちは、これで、酒だけでなく、その他の宣伝広告や報道も、頭から信じないで、先ず考えるようになった。
こんな風に私は、道を歩いていても、駅のホームでも、さすがに声には出さぬが、心の中で、思い切り反論し、毒づいている。これが、効果てき面なのだ。
頭の体操にもなるし、コンビニやスーパーなどで陳列された沢山の酒が目に飛び込んで来た時や、飲み会の時などにも使える裏技である。
声に出すのがマズい場所なら、心の中で思い切り反論し、毒づけばいいのだ。
誰にも迷惑は掛からず、心理的にとってもすっきりする方法である。
これから、年末・年始の酒の魔の季節を迎える。
酒を飲まずに過ごしたい方は、是非、やってみてほしい。
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