断酒開始以来、ずっと嫌酒でやって来たのだが、、、
報道されない日がない、飲酒運転事故や、酒絡みのニュース。
血液脳関門をやすやすと通り抜け、脳をいたぶる、アルコール。
過度に飲み続けるうちに、確実に身体を蝕む、酒。
断酒生活も安定期となって、酒を嫌う感情はほぼ消失し、酒を無視出来るようになったと喜んでいた。
ふと、今朝方、ネットで、日々繰り返される飲酒運転のニュースに触れたとき、背筋がゾクゾクして、途轍もなく酒に恐怖を感じた。
恐妻・・・夫が妻を恐れ、頭が上がらない
— 断酒男爵 (@anomiyakun) 2017年12月24日
恐酒・・・酒の怖さ恐ろしさを理解し、酒を真から恐れる
ずっと、【嫌酒】でやってきたが、連日の飲酒による事件・事故の報道や、飲んだくれの知人の酔態、アルコールが原因の病気などを見て、
【恐酒】
になった。
長くなるので、今日のブログに書こう。
酒が怖い。
恐妻、ならぬ、恐酒だ。
良く、こんなものを浴びるほど飲んでいたなぁ、と溜め息。
多くの人が気軽に飲んでいる酒だが、自分にとってはとてもとても、飲むなどと言うことは、出来ない。そのような気楽さを越えている。
心理的には、嫌うより恐れる方が、更に酒から離れることが出来るだろう。
断酒5年目にして、もう一段階進んだのか、それとも、後退したのか分からないが、酒に手が出ないことに変わりはない。
酒を嫌うのと、恐れるのと、どちらが断酒に効くのか考えてみると、嫌うより恐れる方が強いような気がする。
この寒い時期に、日中から片手に缶ビールとか缶酎ハイを持って、飲みながら歩いているアル中がいるけれど、今日彼らを見たら、ますます酒に対する恐怖が増した。
囚われの身のまま、一生を終わる人は、酒に対して何も考えることもなく、ただ、本能の欲するままに、朝からでも酒を飲む。どんなに寒くたって、冷えた酒を飲む。
ここのところ、酒を忘却した積もりで、割と安定した日々を送って来たが、実は、心の奥底では酒について考えているようだ。飲酒がらみのニュースが目に飛び込んで来るし、酒を見ると、ゾクゾクと悪寒が走るし。
この酒がコワイ感覚は、言葉で説明するのが難しい。普通に酒を楽しんでいる人からしたら、「バカじゃないの?」と、疑惑の目を向けられてしまう。
これは別に、酒好きの人に理解してもらいたいとも思わないので、自分の中だけで十分である。
酒がコワイ。だから、近づかない。
嫌いだった頃より、更に酒に対して距離が遠くなった。
蛇足だが、落語の「まんじゅうこわい」を思い出してしまった(笑)
(今の私は、まんじゅうなら、いくらでも食べられる!)
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