三が日は、朝の更新(^_-)-☆
今日は、昨日(元日)の気付きについて。
元日の朝、私と猫のちぃちゃんだけ早起きして、初日の出を見たあと、家族が起きだすまでは、のんびりと過ごしていた。
大晦日の夜、テレビを見て夜更かしをした家族は、リビングに日が差し込み、かなり明るくなった頃起き出して、テーブルに集まって来た。
かみさんがいつも聴いているFM放送が流れている。
家族は朝食だ。私は食べないが、一緒に腰かけて、話をしていた。
「ちょっと、静かにして!」
いきなりの、かみさんからの言葉。
面食らったし、腹の底に一瞬にして怒りが沸いた。丸で瞬間湯沸かし器のように。
ただ、以前と違うのは、そこで、一旦怒りを追いやり、なぜかみさんからこんな言葉が出たか、分析した。
かみさんは、ラジオから流れる天気予報を聴いていただけだった。晴れるのは分かっていたけれど、気温が気になっていたようだ。
ここで、飲んだくれ時代の私ならば、
「人が話してるのに、いきなり静かにしろとは、なんだよ!」
と、怒り、その怒りに任せて、酒を飲み、自室にこもってしまったことだろう。
怒りに任せて飲んでしまう酒は、止め処ない、恐ろしい酒である。
全く酒を飲んでいない素面でも、人は怒りによって、とんでもないことをする。怒りに任せて、相手を殺してしまったりする。
昨年の6月に東名高速で起きた、夫婦が追い越し車線に停車させられ、後ろから来た大型トラックに追突され、亡くなってしまった事件。
これは、容疑者の男が、被害者の男性からかけられたひと言に立腹し、起きた事件だ。その怒りのパワーは、凄まじい。しかも、自分が悪いことをしていたのに。
私のような元飲んだくれのおっさんは、せっかく酒を手放して平穏な生活を送ることが出来ているので、負の感情として何の得にもならぬ「怒り」をも手放すように努力している。
そして、「怒り」を手放すのに、大切なことは、相手を「赦す」ことと、自分をも「赦す」ことである。
こんな殊勝なことを書いても、元来が瞬間湯沸かし器の私は、このことについては、断酒と共に修行中の身であって、完成はしないかもしれない。
けれども、心掛けることによって、出来て来ている。
昨日の話の続きをすると、私は即座にかみさんの言葉を分析し、自分に生じた怒りを手放した。
そして、何事も無かったかのように会話は続き、ちょいと出かけようと言うことになり、昼は家族でファミリーレストランで、和気あいあいとランチを楽しむことが出来た。
『怒らないこと・赦すこと』
みなさんも、今年はご一緒に!
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