今日は、息子が小学生時代に所属していた少年野球チームの卒団式があった。
今でも微力ながら、ほんの少しお手伝いをしているので、毎年呼んでもらい、出席している。
結構な長丁場で、帰宅が遅くなり、ブログの更新も遅くなった。
断酒のいいところは、そう言った場でも素面で楽しみ、普通に帰宅して、やりたいことが出来ることだ。
ちょうど5年前だが、この卒団式の後、一緒になった人と居酒屋へ繰り出し、へべれけになるまで飲んで、寒風の真夜中、自宅マンションの前で寝込んでいた。
人間、変われば変わるものだと、つくづく思う。
私が変わっただけではなく、周囲の人の私への接し方も変わった。
「お酒飲まないんですか?」
「なんでやめたんですか?」
「少しなら飲めばいいじゃないですか?」
これは、断酒初年度~2年目くらい。
今では、こんな感じ。
「えっと、ウーロン茶でいいのかな?ジュースにする?」
「はい!お酒飲まないのみすけさんは、これ、コーラね」
「甘いもの、余っちゃったから、お菓子持って帰ってね」
酒をやめた直後から一年くらいは、自分が断酒したこと、どんなに少量でも絶対に飲まないこと、なぜやめたのか、など、聞かれなくても話したりしていた。
これがまことに面倒くさくて、そう言った飲み会にはなるべく出ないようにもしていた。
最近感じているのは、断酒に慣れることは、引っ越しに似ているな、と。
私は、独身時代から今日まで、引っ越しを十数回経験している。
住み慣れたところから、見知らぬ街に引っ越した当初は、かなりの違和感を感じ、ここで暮らしていけるのだろうか、と不安になる。
それでも、1週間、ひと月、半年、1年と経つ内に、徐々に、段々と、その土地に慣れて馴染んでくる。
あれほど不安だったのに、そこで1年も生活を続けると、「住めば都」になる。
断酒は、心の引っ越しだ。
住み慣れた飲酒部屋から、新しく見つけて入居の契約をしたばかりの断酒部屋へ、何も持たずに引っ越す。
断酒部屋へ引っ越したばかりの時は、キツい、辛い、思いが前面に出て、この飲酒欲求何とかならないものか!とイライラすることもある。だが、実は、徐々に・段々と・しかし確実に、心は変化しているのだ。
いつも書いているけれど、本当に断酒を実感出来る期間は、1年。
多くの人が、1年の期間に賛意を表明する。
騙されたと思って(騙しはしないけれど!)、どうか、1年間酒を飲まないでいてみてほしい。
きっと、1年経過したときに、のみすけが言っていたことは本当だった!と、徐々に・段々と・しかし確実に自分が変わったことを実感して頂けると、確信している。
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