「断酒が続きません。」
「半年ほどやめていたのですが、飲んでしまいました。」
「飲んだり、やめたり、2~3日おきに繰り返してます。」
メールで、断酒の現状をこのように知らせて下さる仲間がいる。
ご自分の心の中では、一度やめたら、そのままずっと断酒を継続することが、理想なのだろうと、思う。
それは、もちろん、継続するのがいいに決まっているけれど、断続的な断酒だっていいではないか。
卑下することなどないし、寧ろ、断続的だって、何度も断酒に挑んでいるわけで、そのまま飲酒を継続するよりは、どれだけ素晴らしいことだろう。
このことは、以前にも、書いた。
2017/5/17
『断続でも大いに意味がある(断酒4年64日目)』
あきらめずに挑み続ければ、きっと、断続的から継続的へと、切り替わポイントがあるはずだ。
三か月とか、半年とか、区切りのいい期間やめることが出来ていて、それなりに断酒が順調だった場合、何かのきっかけでスリップしてしまったら、かなりショックだろう。
問題は、そこで断酒をやめてしまうのか、また挑むのか、である。
酒の主成分であるアルコールと言う薬物は、不安や怒りから心を解放する手段としては、その即効性と価格の安さ、入手の容易さにおいて、ピカイチである。
尚且つ、かつての使用感を脳がしっかり覚えているわけで、アルコールの魔力に抗うには、それなりの心の力を必要とする。
断酒は、挑むにはハードルが高いと感ずる所以だろう。
それでも、何度か挑むうちに、きっとコツのようなものが分かって来て、やめている期間も徐々に長くなっていることに気付くだろう。
断酒に限らずものごとは、先ずやってみなければ分からないことだらけだ。
畳の上の水練じゃないけれど、水に入らずに泳げるようになるわけがない。それと同じで、実際に酒を断ったことがないのに、断酒が出来るかどうか心配しても始まらない。
断酒が断続的になってしまっている方は、もう一歩のところまで来ているのだ。
飲まないでいる日をいかに増やすか、先ずはそこから工夫してみては如何だろうか。
*広告
↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐには反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>
(まことに勝手ながら、コメント内容によっては、承認の前に、削除することもあります)