ついに、この断酒ブログを書き始めてから、4年と12か月目に入って来た。
来月の半ばを過ぎると、丸5年となる。
(断酒4日目から書き始めたので、一番苦しんだ魔の3日間の記録は存在しないが。)
最初の1年をクリアしたら、2年目からはかなり楽になり、自分の断酒のためとしてのブログを綴ることはしなくても、そのまま行けそうだった。
だが、いつの間にか、毎日更新しているブログを読んで、一緒に断酒をして下さる方からのコメントが日々入るようになり、自分ひとりだけのブログではなくなっていた。
私がブログを書き続けているのは、次のような理由による。
第三者が見て、酒を飲み過ぎることが問題だと思われる人が二人(A、B)いるとする。
Aさんは、酒&飲酒が命であって、自分の飲酒の問題に気付くどころか、酒となら心中しても良いと思っている。
Bさんは、日々過分なる飲酒をしつつも、自分の酩酊状態が異常であることに気付き、酒をやめたいと思っている。
Aさん、Bさんの、どちらが断酒ブログを探して読むだろうか。
もちろん、Bさんである。
私は、Bさんのような人を応援したい。
これまで日々書いて来たブログは、その記事数が1800を越え、それら膨大な文章の中に、断酒関連の色んなキーワードが散りばめられているので、結構検索でヒットするようだ。
かなり昔に書いた記事に、たまにコメントが入って来て驚くことがある。
私もそうだったのだが、断酒初期の頃は、とにかく酒を飲めないことが不安で苦しく、この断酒している不安定な精神状態は一体いつまで続くのか、とか、どうしたら楽になるのか、とかを、先人の経験談の宝庫のブログに求めた。
先を行く人の断酒ブログには、赤裸々な経験や思いが書かれており、とても参考になった。
なので、私も、後から続く人に、自分の経験を教えてあげたいし、自分の意志で酒を断とうとしている人を応援したいのだ。だから、ギネスに挑戦!の積りで、毎日の断酒ブログ更新を続けている。
たまたまネット検索で、自分が書いた断酒記事が誰かの目に留まり、それがきっかけとなって、断酒へと歩みを進めて下さったとしたら、これは望外の喜びである。
イギリスのことわざで、
「馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない」
(You can take a horse to the water, but you can’t make him drink.)
と言うのがある。
馬が水を飲むかどうかは、馬が喉が渇いているかどうか、それは馬次第。人に当てはめれば、酒をやめるかどうかは、本人次第。やめる気の無い人に、断酒を勧めても意味が無い。
けれど、めちゃめちゃ喉が渇いていれば、馬はごくごく水を飲むはずで、人間も、本当に断酒したければ、先ずは何とか実行へと進むはずなのだ。
だから、私は、そのことに気付いた人を、これからも応援する。
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