一日として同じ日はない。
昨日はよく晴れて暖かかったが、今日は一転、太陽は雲に隠れ、気温も低かった。
私の体調も、昨日はウォーキングに出るほど元気だったが、今日は朝から不調。
(珍しく、ほぼ一日横になっていた!)
心の状態も同じで、水面に例えるなら、波ひとつない穏やかな日もあれば、大波小波が寄せては返す日もあるだろう。
だからこそ、どんな時でも、アル中が普通に生活するためには、断酒継続は大前提だ。
但し、その断酒だが、そればかりに力を注ぎ、それだけを守る生活は、息苦しく、切ない。このことは、断酒が1年くらい継続すると分かって来るはずだ。
断酒生活は土台であって、その先にある、本来の自分がやりたいこと、やりたかったこと、楽しいことを、酒など忘れて思い切りやってみる。これが、酒を断った人の、生活の醍醐味だろう。
つまり、断酒の先にあるもの、である。
断酒には先があるけれど、過剰な飲酒には、先が無い。先が無いどころか、生活の質も、人間関係も、どんどん後退し、つまり酒を飲めば飲むほど、後が無くなるのだ。
2年前の秋から、これまで何度もオフ会を開催して、断酒仲間と会って分かるのは、酒を断って生活していることが、本当に楽しいこと。オフ会では、それぞれの人が、飲んだくれて問題を抱えていた頃を、話のタネにして、仲間の笑いを誘っている。
自らの意志で断酒し、継続している人は、それぞれ、断酒の先にあるものをきちんとつかんでいる。それが、会って話すと良く分かる。
最初は苦しい断酒だが、その先にあるものに期待できる。自分で、それを引き寄せて、楽しむことが出来る。それが分かっていれば、当初の辛さ・苦しさを凌ぐことが出来るはずだ。
今、苦しい人、乗り越えつつある人、安定している人、様々な状態の人がいることだろう。
同じような状態の仲間が、いまも一緒の断酒ロードを走っている。その人と、いつか会って話が出来たら、楽しいことではないだろうか。
あなたも、あの時辛かったんだね、私もだよ!なんて。
断酒の先にあるものは、断酒した人は誰でもつかみ取ることが出来る。
もちろん、今日書いたことは、ある程度断酒生活が安定して来た方向けであって、最近断酒を始めた方は、先ずは1年を目標として、コツコツと一日断酒を積み上げてみてほしい。
私を含め、少しだけ先を歩く断酒の仲間が、あなたを心の底から応援する!
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