フラッシャー・・・ほんの少量の酒でも、飲むと赤くなる人のこと。
赤くなることを、フラッシング反応と言うことから、赤くなる人のことを、フラッシャーと称する。
実際には、顔面紅潮・吐き気・動悸・眠気・頭痛などが現れる。2型アルデヒド脱水素酵素の働きが弱い場合が多いと、e-ヘルスネットに書いてある。
のみすけの妻のすももは、フラッシャーである。結婚前に、おちょこに半分くらいのビールを乾杯して飲んだら、真っ赤になって、びっくりした。
酒は飲まないのではなくて、飲めない体質だと本人が言っているのに、ほんのまね事だからと、コップに極少量のビールを注いで飲ませたのは、今思い返しても、良くないことだったと、反省している・・・
そのフラッシャーのすももが、こんな記事を見付けて、教えてくれた。
フラッシャーの人が酒を飲み続けると、食道がんに罹るリスクが急上昇することと、現に、すももの叔父がそういう体質で、酒を飲み続けて、食道がんになり亡くなったことは、以前ブログに書いた。
リンク先記事では、全国の40〜69歳の男女約9万5千人を対象に、平均18年に渡る追跡調査に基き、飲酒と膀胱がん罹患の関係を調査した結果だそうなので、信頼出来るだろう。
記事では、「ほとんど飲まず顔が赤くなる」男性を1とした場合、「顔が赤くなり飲酒量151〜300g」で1.67倍も膀胱がんの発症リスクが高くなると書かれている。
この、飲酒量151~300gとは、1週間分の飲酒量に含有されるアルコールである。ビールロング缶1本で、アルコール含有量が20gなので、2本で40g、毎日飲むと、7倍して、280g。
たったの缶ビール2本でも、1週間で約300gのアルコール量だ。
顔が赤くなる人でも、鍛えれば飲めるようになってしまうところが、恐ろしい。この辺りのことは、以前に書いた記事を参照して頂きたい。
因みに、顔が赤くならない男性では、膀胱がん罹患のリスク上昇はみられなかったそうだ。
また、顔が赤くなる人でも、飲酒量301g以上では、膀胱がんのリスク上昇はみられなかった。これは、顔が赤くなると答えた大量飲酒者の中に、アセトアルデヒドの分解能力が高い人が多く混在していたためとのこと。
酒を飲んでも飲まなくても、飲む人も飲まない人も、何らかの癌になるかもしれない。そうであれば、少しでも発がん性の認められるアルコールを含有した酒は、身体に入れないほうが良いだろう。
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