ブログやメルマガの読者の方から、お悩みのメールを頂くことがある。
多いのは、断酒が中々続かないと言うこと。
普段ブログにコメントされない方でも、メールだと、のみすけに直接届くので、辛いお気持ちを打ち明けて下さるのだと思う。
「数日断酒したのですが、ちょっと辛いことがあり、飲んでしまいました。」
「飲んだり、断酒したりを繰り返してます。断酒を継続したいです。」
「過去に何年も断酒出来ていたのに、最近また飲んでしまいました。」
私も過去に飲んだくれで、断酒の最初の年は相当に苦しんだので、再飲酒への誘惑については、とても良く分かる。
ところで、今朝私がしたtweet。
三日坊主。
— 断酒男爵 (@anomiyakun) 2018年3月25日
昔、坊さんになろうとした人が、修業の辛さに、三日しか坊主が務まらなかったことから、出来た慣用句。
あまり良いことに使われないが、断酒には三日坊主もいいのかも。
飲んだくれが、三日間酒を断つことが出来たら、凄いことだから。
断酒に挑まない人は、三日坊主にさえならないし。
慣用句として使われる場合の《三日坊主》は、必ずしも時間としての3日間(72時間)を意味せず、短い期間或いは時間しか続かないことを表す。
まあ、でも、三日坊主は、3日間(72時間)しか続かなかったことにしてみると、断酒の三日坊主と言うのは、中々に凄いことなのである。
毎日飲んだくれている人が、丸3日間断酒するなどと言うことは、有り得ないことだからである。
かつて私の飲んだくれ時代、丸3日間酒を飲まなかったのは、30代半ば頃に、顎の癌を患って、手術した時くらいだったろうか。
もちろん、断固たる決意と共に酒を断ったならば、そのまま継続したほうが良い。
けれども、3日間の断酒で、飲んでしまったとしても、その3日間には、大いに意味がある。
3日間断酒出来た人は、この次はもっと長く出来るはずなのだ。断酒は、最初の3日間が一番キツく、最初の関門だから。
間欠的にではあっても断酒を試みる人と、ずっと飲んだくれている人と、の間には、天と地の開きがある。
前者はいつかきっと酒を断つ。
後者はそのままアル中が悪化する。
断酒が続かないと悩んでいる人は、もう一工夫、もうひと踏ん張りで、きっと乗り越えることが出来る。
断酒においては、三日坊主でも、大いに意味がある。
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