時間があると、私はふらりと本屋に立ち寄る。
何か、おもしろそうな本はないかな?
今日目に留まったのは、モハメド・アリ語録と言う本だった。
「人生はボクシングに似ている。問題は倒れることではなく、立ち上がろうとしないことだ」
いきなりの、カウンターパンチ。
問題は倒れることではなく、立ち上がろうとしないことだ。
飲み過ぎて毎晩ぶっ倒れていて、全然立ち上がる気配も無かったけれど、ある日、立ち上がろうと決意した。それが5年前の自分だった。
また、もしスリップして倒れても、そのまま飲み続けてしまうのは、立ち上がろうとしないこと。
ボクサーはリングの上で、相手のパンチを喰らって倒れても、立ち上がれば、逆転勝ちの可能性がある。倒れたままでいれば、10カウントを数えられ、KO負けだ。
断酒もそうだし、人生におけるあらゆる壁や障害も、それにぶち当たって倒れたままなら終わりだが、立ち上がって何度でも立ち向かえば、きっと壁をぶち破ることが出来る。
もうひとつ、このアリの名言から分かるのは、倒れるのを恐れて行動しないよりも、行動して倒れるほうが、その後の人生に実りがあることかな。
行動しなければ、何も変わらないが、行動すれば人生が変わるし、倒れても立ち上がれば良いのだ。
毎晩深酒をしていたら、倒れても立ち上がれないし、倒れてばかりの人生で終わってしまうことは確かである。
こうして毎晩断酒について書いていると、必ず一度は自分の断酒を決意した瞬間と、その前夜の飲酒を、鮮明に思い出す。
深酒で思い切りぶっ倒れていたが、立ち上がった。あれから何とか倒れずに歩いて来た。
そうそう、話を冒頭のモハメド・アリに戻すと、彼はイスラム教徒だったので、酒は飲まなかったのだろう。イスラム教では、酒はご法度だから。
その点、日本人の多くが信じている仏教でも、五戒の中に不飲酒戒(ふおんじゅかい)と言うのがあって、実は、飲酒は禁止なのである。
でもでも、それを守っている人なんて皆無、坊さんでさえ、酒飲むものね~。
まあ、イスラム教徒でも、ガチガチにコーランの禁酒の教えを守っている人と、それはそれ、これはこれで、臨機応変に飲酒している人といるらしいので、あまり言えないけれども。
私ら断酒erは、断酒教を信奉する断酒教徒と言うことで、教義の、
「ただただ酒を飲まないで楽しく生活する」
を実践して行こう!
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