「今、断酒x日目です。その頃ののみすけさんのブログを読んで励みにしています。」
たまに、ご自分の断酒日数に合わせて、それと同じ断酒日数の頃の、私のブログを読んで下さっている方からメールを頂く。
あぁ、毎日のように断酒の記録を書いてきて、本当に良かったな、と思う。特に、半年くらい、つまり180日目くらいまでは、後から追って下さる方には、辛さを一緒に味わう点では、参考にしてもらえるのでは、と考える。
今、私は、こんなにも酒なし生活が当たり前で快適だが、断酒初年度は、つらいつらいと嘆いては、それをブログに吐き出していた。
断酒のブログを読んで、自分も酒を断って、日々辛さと格闘し、少しずつ酒なしの生活に慣れて行く方は、素晴らしい。
問題なのは、そんなことはお構いなく、ただ自分勝手に過剰に酒を飲み、酔っぱらう人である。
酒を飲んだら、飲んだ本人だけが不幸になるなら、まだ少しは許せる。
だが、現実問題としては、そうではない。1人の問題飲酒者の周囲には複数の被害者が存在する。飲んだくれが1人いれば、それが原因で不幸になる人が何人もいるのだ。好き勝手に飲んで酔っ払っている人は、全くそんなことには気づかない。
例えば・・・
【衝撃事件の核心】終電にしがみついたサラリーマン、電車止め現行犯逮捕…小さくない深酒の代償 https://t.co/BqGJuFnKqz
— 断酒男爵 (@anomiyakun) 2018年4月12日
こんなバカげた酔っぱらいが、自分だけのためにした行為で、実に多くの人が被害を受けて、不幸になるのだ。
この記事の下の方に、2001年にJR新大久保駅で起きた悲惨な事故のことが書いてある。
JR新大久保駅で、酔っぱらいの男がホームから転落した。それを救助しようとした韓国人留学生(26)とカメラマンの男性(47)が亡くなった。転落した酔っぱらいも亡くなっている。
自分で勝手に大量の酒を飲んだ、頭がお花畑の酔っ払いだけが亡くなったのなら、仕方ない。だが、このケースでは、助けようとした善意の他人を巻き込み、その人の人生を奪ってしまったのだ。
「勝手に飲んで酔っ払ってる奴なんて、知らん!」と考える、ある意味冷血な人は大丈夫だが、
「あぁ、気の毒に!助けてあげなきゃ!」と、泥酔状態の飲んだくれに助けの手を出す、心優しい人が犠牲になることが多い。
こんな理不尽なことがあろうか。
まだ酒をやめる踏ん切りが付かない人、酒をやめるきっかけが掴めない人は、自分の飲酒で不幸になっている人のことを考えてみたらどうだろうか。
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